放浪綺譚集 若き画家が見た国境と世界 岡本伸治

  • 2019.03.07 Thursday
  • 16:55

*2019.3.10現在 在庫確保困難な為、納期にお時間要します。店頭には14日(木)以降は確実に在庫確保となっております。何卒、御了承の程、宜しくお願い申し上げます。古美術 希 店主

 


放浪綺譚集 若き画家が見た国境と世界 岡本伸治

*画像クリックで書籍購入頁が開きます(日本現代美術工芸善)

 

『1つの青春のあり方として「希」に集う多感な少女たちの参考になるかは山崎さんに委ねますが、何度も読み返せる内容にしたつもりですので、その子たちのハートを徐々にブレークするキッカケになれば、著者としてこれほど果報なことはありません。』著者 岡本伸治

 

目 次
1 不思議な縁の話
「澄んだ目の記憶」中東・チべット邂逅篇
情熱のスペイン巡業(前篇)
情熱のスぺイン巡業(後篇)
怒涛の北アフリカ彷徨(前篇)
怒涛の北アフリカ彷徨(後篇)
ウィーンで出会った二人の老人
悠久と耐久の中国(前篇)
悠久と耐久の中国(後篇)
度胸・酔狂 アコンカグア突撃篇
旋律と戦慄のべルファスト(前篇)
旋律と戦慄のべルファスト(後篇)
2 遍游点景
還らぬ魂─旧ソ連篇(I)
還らぬ魂─旧ソ連篇(II)
還らぬ魂─旧ソ連篇(III)
グラナダの舞姫
有象・無象 in N.Y(I)
有象・無象 in N.Y(II)
天高き極光の祝福
五千年の布帛─中東篇(I)
五千年の布帛─中東篇(II)
五千年の布帛─中東篇(III)
サンパウロの消えた古書店
あとがき

 

*表紙、挿絵全て御本人によります当時の作品を使用掲載

 

*当店頭販売2019.3.9開始←現在在庫切2019.3.10

 

 

さて‥‥

これは、なかなかの挑戦状を受けたぞ‥‥。

拝読させて頂き2日目を迎えました。

 

当店は古美術商でありながら年間を通じて進路に迷い彷徨う若き芸術家の声が飛び交う場面が多く、その中でも最も多いのが個々人の中で固まりつつある思想への後押しを求める姿(魂)。

 

そのような場面に出会す顧客からは「何屋だ?」と常々、苦笑交じりのお声掛けを頂いて参りました。

 

我ながら何屋を営んでいるのか迷子状態に陥る事も多々有り、ただ云えることは求められている言葉一つに命懸けである事には違いはなく、居合わせた方のその場限りの応援の言葉はむしろ一旦消し去り『対』として向き合うので非常に疲労困憊するのが本音で有ります。

 

本日御紹介させて頂く書籍は、著者が正にその時代、スケッチブックを傍に如何に生きて何を見てどこに辿り着こうとして歩んだのか、膨大な世界事情観にも触れる事により、それぞれ個々人の中で見つめるべき部分、本物とされる部分の見直し、見詰め合い、問いかけを自身に投げ掛ける意味‥‥そして、何を見出し、己を導くのか‥‥

 

それらに触れる事が可能とされている内容となっており、又、やろうと思えば他者の小言に惑わされる事なく邁進するべき場面があるんだと云う一種の教えのような内容から当店で御紹介する運びとなりました。

 

(こちらの書籍に限らず芸術全てにおいて性別を超えた目線で見る事をお薦めします)

 

まず、当店からは本文には敢えて触れずに、岡本伸治氏という人物に触れる事とします。

 

岡本氏には既に十数年御贔屓頂いており、今後も末永く続くであろう、年に一度の商談と切磋琢磨の結果(挙句)報告。

 

印象は「柔らかい土」のような気配には、常に「緩やかな風」を伴う存在が十数年前に感じた岡本氏の印象で有ります。

 

歴代蒐集内容からも明確に伝わる完全に仕上がった「好み」は、もはや岡本氏の中に存在する人生哲学そのもの。

 

御本人にお伝えしたことはございませんが、元画商の古美術商目線で申し上げますと、これ程までに『商談』を行ったと実感する存在も希で有り、古美術商冥利につきる仕事をさせて頂ける存在も希。

 

年々、その柔らかい土に穏やかに吹く風に何かがプラスされては翌年には消し去られている‥‥形を変えては自然体であろうとする眼差しからは独自の言葉が草花のように追加されていく‥‥おそらく生涯、その在り方に変化を加えては消し去る事を遑ず邁進し続ける方であろうとするのが岡本氏で有ります。

 

その「核」を知る目線で読み始めてみたものの、実にストーリー展開の素早さで読者側をその場に連れ去る文才に天晴。

 

今後の作品も期待が膨らみます。

 

祝御出版 おめでとうございます 古美術 希 のぞみ 山崎亜希子

 

 

著者略歴

 

岡本伸治(オカモトシンジ)

1965年 名古屋市生

19歳から海外放浪をはじめ、23歳で帰国

都市、地域計画プランナーとして全国各地の地域振興計画の作成に携わる

法政大学大学院工学研究科卒

財団法人国土計画協会編「ヨーロッパの国土計画」(朝倉書店1993年)編集、執筆に参画

40歳で隠遁し、日本の伝統工芸・文化の研究にいそしむ

能楽宝生流教授嘱託

 

胡蝶前シテ

 

去年の梅花馥郁の頃

能の舞台を控えていた岡本氏が訪ねてきた際、店内でシテの基本姿勢を御披露目頂いた時で有ります。

それまで雨天の気配もない空から牡丹雪が舞い散る不思議な現象が起こり、それに気付かない岡本氏を前に、お客様の声/東京都K様が以前発した「お能は神を降すものですからね」と呟かれた事を思い出し、岡本氏にとっての舞台はいつどこでも用意されているのだな〜と、その姿を眺めておりました所「雪ですね〜」と気付かれた時には止んでしまう‥‥日本の芸とはなんぞや‥‥。

 

 

*当店、過去記事「お客様の声/横浜市O様」改め、岡本伸治様と致します。

 

お客様の声/岡本伸治様←クリックで「声」開きます

 

 


*こちらのページは随時更新致す予定でおります

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