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洋菓子を添える
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ありがたいことに差し入れ品が届く日々・・・

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写真を撮る時間がありましたので、先日の柿と並べて御紹介。

八寸四方盆に直接添えても良いのですが、今回は古染付の小皿に添えました。

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続いて塗りの雰囲気を変えますと渋い器も見栄えが致しますので、備前の猪口に銅製の茶托。

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茶托を小皿として代用するのも有りです。

静寂な佇まいの器には白と黒のメリハリのある菓子と飲料を添えますと全体的に引き締まります。

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先ほどの備前では落ち着き過ぎて上級過ぎると感じられる場合は、珈琲を淹れた器を九谷に変えます。

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磁器と銅製の素材が異なる中でも調和が取れるのは、銅製茶托の紋様と金彩で描かれた九谷の技法によるもの。

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華やかな雰囲気にする場合は九谷で揃えて雅な世界を演出します。

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この場合は大体同じ時代のものを組み合わせますと違和感なく全体的にまとまります。

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最後に先日入荷した徳川葵紋入のこちらは丸いお盆で御紹介します。

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徳川の紋を避けるように周囲に食材を添えます。

勿論、中央にドンっと添えても良い時代ですので、こちらは好き好きです。

今回は敢えて中央を残しました。

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江戸時代の食材と現代では異なる場合が多いので、実際に江戸期から、それ以上古い漆のお盆を使用する際は懐紙を敷いてご使用下さい。

和菓子の場合も直接添えても問題はございませんが、時代により食材を添えた箇所のみ変色する場合もございます。
即座に手入れを行えば問題はございませんが、数時間そのままの状態にする場面では懐紙を用いることをお薦め致します。
尚、明治以降の塗物を使用される場合は、そのままご使用頂いても問題ない事が殆どです。

お手元の漆器がご心配な場合は、念の為、1時間程食材の欠けら程度を乗せて様子を見てからお試し下さい。

同じ洋菓子でも器次第で表情が異なり楽しめます。
お気に入りが見つかりましたら成る可く手入れ方法を店に確認して良い状態のまま末長くご使用下さいませ。

 
author:古美術 希, category:食と器, 12:51
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