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京都 そばがき 蕎麦 十五


*画像クリックでGoogleマップが開きます


[こちらの記事は古美術商の目線で御案内申し上げます]

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伊万里染付に徹しております。

 

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蕎麦を盛る皿は伊万里染付印判手に徹した姿勢を一度も揺るがす事なく蒐集したコレクション。

 

その数と姿勢には驚かされます。

 

 

蕎麦猪口の蒐集に至っては、もはや関西1〜2ではないでしょうか。

 

薬味を添える小皿も全て伊万里の染付で統一しております。

 

印判は明治頃から生産されたモダンな柄が多くしっかりとした作りが特徴です。

 

手描の伊万里・古伊万里も数多く蒐集されておられる蕎麦 十五では、訪れるたびに絵柄が異なる器に巡り会えます。

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そして、こちらは「そばがき」用に準備した器。

漆器の椀と小皿も時代物です。

 

 




兎にも角にも・・・こだわりの数をあげたらキリがございません!

訪れた方が驚かれるのは「本気で蕎麦しかない」です。

蕎麦に対する情熱は熱く・・・蕎麦の実を農家さんから直接仕入れ、製粉からお客様の前に蕎麦として登場するまで、全て店主1人で行う行程は、まず、誰も真似できないでしょう。

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私は蕎麦粉の配分量まで相談された事がありますが、古美術商の為、全く理解できません・・・。

蕎麦に関しては、どこの店でも必ず見かける「蕎麦のあれこれ」を饒舌に語る自称食リポーター・・・きっと、歯が立たないとは、この事だ・・・と、食べれば解ります。

(麺が硬いと云う意味合いではございませんよ^^;お話にならない程の出来栄えとの意味)

口の中に入れた瞬間に蕎麦本来の香りと風味が広がり香り豊かな十割蕎麦。

製粉の段階で分量や配分を調整し、麺の太さに到るまで、理想の蕎麦を追求してできた究極の蕎麦。

店内を見渡してみて下さい。

製粉機から器まで、道具という道具は日本各地を飛び回り集めた選りすぐりのものばかりです。

麺の角が、ど〜だこ〜だ等の話をするのもバカらしく成るはずです。

十五を訪れたましたら、茶室で一服を待つかの如く、注文して待ちましょう。

ここからが本番です。

なぜなら・・・

『注文を受けてから蕎麦を打つ』

この徹したスタイルは、どれだけ混雑しようと、やり抜く気合いがございます。

 

凄いです&熱いです。情熱です。

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その間、何してればいいかな〜?と、御主人の麺を打つ姿を海外の方はスタンディングオベーションで拍手喝采の嵐の中、御覧になられている場面もあるようですが、日本人として・・・はしゃげない・・・そんなに見つめていいのかしら?等のシャイな方は、茶釜に沸かしてある白湯をお召し上がり下さい。



人間国宝 高橋敬典作 茶釜

かなり評判が良いと耳にします。
それもそのはず、当時のままの状態で鉄味も艶やかな茶釜の湯は、水をまろやかに沸かす鉄釜の中でも究極の鉄を用いて作られており、その姿形からも見受けられるように品格のある舌触りの良い湯に仕上げてくれております。

先日、追加で棗釜(筒)を鎌倉より送りましたので、時季が訪れたら御披露目されます。


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そして「そばがき」を御注文される方が多いと聞きます。

珍しさから注文されていると思いますが、一度食せば再々訪問される事でしょう。

蕎麦の実を、これ程ダイレクトに食す場所は、おそらく、日本中探しても・・・十五の御主人の処でしか味わえません。

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さて、蕎麦が登場しました!

混雑具合にもよりますが、そんなに時間はかかりません。
 

 



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哲学の道の入り口付近です

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〒606-8351
京都府京都市 左京区浄土寺上南田町71-6

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1階カウンター席

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春は桜並木が楽しめます。



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上記こだわりようを知れば、その殆どがお人柄です。

ぶれません。

一度決めたら、その道まっしぐら!

時々「武士か?戦か?戦国か?」と内心思っておりますが、割と砕けたところもございます。

十五 店主石橋氏と言えば、イコール『蕎麦』

開業される前から日本列島右往左往、時には海外にまで飛んでは日本で最高の蕎麦屋をやるんだ!と・・・その念願とこだわりが詰まった聖地(店舗)

建築のお話は訪れた際に店が混雑していないようでしたら店主に聞いてみて下さい。

石橋氏は当店にふらりと立ち寄った時に蕎麦猪口の棚を熱心にご覧になられていたので「ん?お蕎麦屋さんですか?」とお声掛けした時に

「え?蕎麦屋に見えますか?」

と、あの一瞬の喜びに満ちたコンマ何秒の表情の変化が印象に残り(又、内心、え?違うんかーい!と思った瞬間)そこから蕎麦猪口蒐集の際にはお立ち寄り頂いて・・・今に至ります。

関東からも、わざわざ訪れる常連様も既におられる、隠れた名店。

隠れているつもりはないのですが、もう、密かに人気の火は灯っております。

京都に行かれた際には是非。

 

author:古美術 希, category:厳選 味は勿論 器を愛でる店, 17:07
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