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高台の作りから見る

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磁器/江戸初期

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磁器/江戸後期

イラレで描いてみましたが・・・益々わかりにくくなりましたら・・・申し訳ございません。

上が初期伊万里に見られる高台の作りです。
赤いラインが器の底を記しており、高台の内側が胴より内側に入っているのが特徴です。

下が江戸中期〜後期から見られる高台の作りです。

初期に比べて高台が大きくなるのは重ね焼きという器を重ねて窯で焼く技法が発展した為と言われております。
下の○の中にある○が高台で、更に小さな○が重ね焼きの跡として捉えて下さい。

初期伊万里に比べますと、肌も白くなり釉の違いも見所です。

初期は青みがかった肌の色をしております。

おそらく、こちらの図解がわかりやすいと思うのですが・・・

今更ですが、高台を上にして器を伏せてある図解です。

 

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江戸の後期〜幕末頃になりますと蛇の目高台というザックリと底を削ったような大きな円が特徴の作りとなります。

こちらは初心者の方でも鑑定がしやすい事から蕎麦猪口の蛇の目高台=幕末期という解釈の元、蒐集をスタートされる方が非常に多く、座りもどっしりとしておりますので使いやすいのでお薦めです。

 

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その他には二重高台などの上手に見られる高台の作りなどがございます。

 

コラム『銘:裏返して見て下さい』と合わせて鑑定の手がかりとしてご拝読願います。

クリックで記事が開きます(古美術希のぞみ)

コラム「高台」もどうぞ!重ね焼きの跡などをご参照下さい。


万が一、わかりにくい場合は、こちらの情報は脳から破棄してご来店下さい。

実物をご覧頂き改めてご案内申し上げます。


*ただし、古美術品には例外が含まれます。あまり情報に忠実になり過ぎるのも危険ですから数多く見て覚えるようにして下さい。

 

*器が歪(いびつ)ではない物は近代の作です!歪みがない場合は写しとなります!!!

author:古美術 希, category:その他, 15:29
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