杯洗/盃洗(はいせん)ウィンドウに陳列

  • 2017.07.01 Saturday
  • 17:25

杯/盃(はい)を洗うと書いて杯洗/盃洗(はいせん)

 

「これは何ですか?」と、良く聞かれる足の高い形をした器。

開店当初から「さかずきを洗う器と書いて盃(杯)洗(はいせん)と言う器です」と一日一件は答えております。

現代では見かけないと思いますが、江戸期から明治にかけて酒を酌み交わす上で手にした盃を一旦この器で濯ぐという事が行われておりました。

盃洗には水を入れておきます。

そして盃を濯ぎ次の酒を盃に注ぎます。

 

明治後期から西洋の文化が日本国内に浸透するにつれて、同じような形状をしたものが西洋にはコンポートとして存在しており、その存在を知ってか、足の高い形状をしたものは大正期以降のものは滅多に遭遇しません。

 

コンポートとは西洋では果物や菓子を盛り付ける器として、やはり足の高い形状のものを使用しておりました。

むしろ、現代ではコンポートの方が認識されているかと思います。

 

盃洗の現代の使い方を記載させて頂きます。

 

日常で盃洗として使用するには一部の限られた方々のみかと思います。

では、その他の使い道はないのか?と疑問に思われて当然です。

盃洗のコレクターは実はとても多く、近年では海外の方も馴染みやすい事を理由に選ばれて行かれます。

 

上記に記載したように果物や菓子を盛り付けてコンポートとして使用される方が最も多く、それ以外には料理屋でも料理を盛り付ける器として活躍しております。

 

例えば、氷を砕いて盃洗に山のように入れます。

その上に刺身やカットしたフルーツを盛り付けます。

 

すると食卓の上に更に高さが出来るので豪華な雰囲気を味わえます。

 

コンポートの平らな物が欲しい方は盃洗の上に7寸皿を載せます。

すると平らな高さのある器になりますので、人が集うパーティー等で目線が集まります。

 

現代では器の使い方を本来の用途に基づくよりもアレンジして活用される方が賢明かと思います。

 

食生活も江戸時代と平成ではだいぶ変化しております。

平成を生きる我々ならではの使い方を考え日常に取り入れ更に各々の御家庭で家宝となるまで受け継がれて頂けますと古から現代まで受け継いでこられた方々の想いにも触れる事が出来るかと思います。

 

飾るだけでは正直つまらないと思います。

日常に取り入れ使いこなし財産として残して頂けましたら幸いです。

 

文章だけですと随分と豪華なイメージをされるかと思いますが、店主である私は粒状の菓子入れ(それってどんなお菓子?と疑問に思われた方はご来店時に暴露しますので聞いて下さい)として使っているので、そのまで気張って使用する事もないと思います^^;


結構あると頻繁に使うようになります。

 

古いものは初めての方こそ、恐々と扱って頂けますが、所有される事で段々と慣れてきますので、怖がらずに使って下さい。

 

割れたり欠けたりしたらTHE金継ぎ。

 

末長くご使用いただける隠れた人気商品を只今、店頭のウィンドウに全て陳列しました。

 

目を引き子がおりましたらお声がけ下さい(一部ホームページで紹介しております。ご覧下さい)

 

伊万里、平戸、九谷を陳列中です。

 

私が特に使用している所有の盃洗は九谷です。

 

染付コレクターが赤絵も一つ欲しい無〜と仰る場合は盃洗等はいかがでしょうか?

外側が染付で中が赤絵のものでしたら違和感なく食卓に並べられますよ。

 

*今回は画像無しで失礼しました。想像して下さい。

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