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硝子工芸作家/高梨良子作品展鎌倉にて開催中
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現在、硝子工芸作家、高梨良子作品展が鎌倉の一翠堂にて開催中です。
期間は4/6(木)〜4/12(水)まで。
11:00〜17:00(最終日は16:00まで)

昨日、わざわざ工芸作家の高梨さんに当店へ御来店頂き金沢の千菓子を頂戴しました。
作品と相性の良い菓子で可愛らしく、春の訪れを感じさせます。
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縞紋様が特徴の作品には多彩な色使いのものも多く、硝子という素材を最大限に活かし、日々、皆さまの生活で役立つものを優先的に制作されております。
こちらの小皿は厚みもありペーパーウェイトとしての用途も可能。
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渋い色彩の作品には様々な食材の旬の色を引き出す効果もあり海外からも注目を集めております。

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*高梨良子作品/豆皿←クリックで作品御購入可能ページが開きます(日本現代美術工芸善)


全て吹きガラスによる手作りの為、全く同じ紋様が存在しない所にも大量生産品とは異なる温かみを感じられます。
又、ガラスにも質感がございまして、手に触れますと感覚でお解りになられるように贅を尽くした材料を元に制作をしており、これがこだわり派の方々の間では他の硝子とは違う最大の理由としてリピート購入される方の理由です。

弟子や助手を取らずに一人で制作と向き合う姿勢から非常に真面目な作品が見受けられます。

一つ一つを大切に時間をかけて、時に腱鞘炎などを克服しながらも手がける作品には、彼女の真剣な眼差しが注がれ、世に出るまでの工程は、おそらく皆様の想像以上のものです。

物作りに接しておられる方は、その出来上がり(完成品)を目にし、手に取った時に感じられることは割と普通なことではございますが、高梨良子作品は一般のお客様からも複雑な線の織り成す作品に首を傾げ、どのように作成されるのかと想像を膨らませる方も多くおられます。

もちろん、手をかければ、それだけ複雑な紋様を取り入れることも可能ではございますが、基本、日本美術に携わる者としては、そこからの引き算を心得ており、あまりにも技術を全て押し込むような真似は致しません。

出来上がりが程よい具合になるよう配慮された線の一本一本からは作家の控えめな性格までもが映し出されているようで、これが日本の美術を意識するよりも前に遺伝子の段階で組み込まれた配慮とも言えます。

綺麗、美しい、可愛い、欲しい、使いたい。
そのような出会いから一歩踏み込んでいける作品を今後は期待しております。

益々の御発展を。   古美術 希 店主
author:古美術 希, category:硝子作家/高梨良子さん, 12:23
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