RSS | ATOM | SEARCH
水戸納豆
写真 1.JPG
本格的な藁に包まれた藁納豆を頂戴しました。
本場、水戸より。
パックの納豆に慣れている近代では、なかなか入手困難な食材となりましたが、納豆の歴史は弥生時代から伝わるとされております。
偶然の産物とは、正にこの納豆も匹敵すると思います。
偶然蒸した大豆が床に引かれた藁に付着し発酵が始まったとか。。。そのような話を以前、耳にしたことがございます。
このネバネバと発酵した大豆を初めて食したツワモノに敬意を示しますね。
写真 2.JPG
藁納豆は臭くないの?と思われると思いますが、出来たては全く臭いません。
藁が匂いを吸収しているそうです。
パックの納豆よりも大豆本来の味と強度(硬さ)があります。
食通の魯山人の何回かき混ぜれば納豆は美味しくなるか?との話も同時に思い出します。
実際、味の好みは個人差があるので何回混ぜようと、発酵から何日目に食そうとも個々の自由だと思います。
写真 3.JPG
さて、こちら江戸の幕末期に作られた伊万里向付に納豆を移しました。
この手間が現代社会ではパックの方が藁納豆よりも勝ると感じますが、藁納豆の味が好みの方には手間など問題はないと思います。

写真 4.JPG
戦国時代に入ると食物が不足する事態を招きます。
その時に蒸した大豆を藁に包み戦場に農民が納豆を差し入れする訳ですが、きっと戦国時代の武士の栄養価を支えた食材だったと思われます。

*伊万里赤絵向付5客←クリックすると商品ページが開きます(古美術希のぞみ)
現状10客ございます。5客ずつの価格です。
写真 5.JPG
納豆と言えば水戸。
水戸の歴史にも触れようかと思いましたが、実際に訪れてみるのも面白いと思います。
私が高校時代に水戸から東京に進学してきた同級生がおりまして、夏休みは彼女の実家にお世話になりました。
その時の記憶が水戸駅に設置された水戸黄門様、徳川光圀公の像が印象的です。
そして何よりも水戸の方言に話の内容そっちのけで聞き入りました。
イントネーションと最後の語尾に付く「ぺ」
道を尋ねると「みぃ〜ぎ行って〜ま〜っすぐ行って〜、そこだっぺ?」

また水戸にもお邪魔したいと常々思います。

納豆、ありがとうございました。
author:古美術 希, category:食と器, 11:30
-, -