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盃洗をice pailとして代用(昆虫嫌いの方は御注意=トンボの画像有)

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今朝、店のドアに蜻蛉(以下、トンボ)・・・。

武具類にトンボ柄のものが多い理由をご存知の方も多いかと思われますが、改めまして・・・。

前立てや籠手等にトンボをモチーフにした甲冑をご覧になられた方も多いかと思います。
又、刀剣の鞘や鐔、目貫にトンボ図を施したものも多く、これらは、前にしか進まないトンボの特徴から、戦において前へ前へとひたすら前進する武士の在り方を表現していると言われており、所謂、縁起担ぎとして用いられたモチーフです。

今も尚、受験を控えている御家庭や勝負事に挑まれる前に「トンボのもの有りますか?」と御来店される方もおります。
女性の場合は印籠の留め具として用いられたトンボ玉を好んで蒐集される方もおります。

日本古来から伝わる縁起の良いトンボですが・・・。

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2時間後も止まったままでした^^;

この猛暑ですから、きっと休憩時間だったのでしょう・・・店の入り口に日が差す時間には、いなくなってました。

昆虫も必死に暑さの中で生きてますね。

2週間前は北鎌倉にきて初のクワガタが店のドアにしがみついておりました。

(止まっていたのではなく、しがみつくが適切な茹る夏)

今年は昆虫に好かれる店舗と相成っております。

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さて、話題はいつも通りの器の使い方です。

こちら5客揃の小ぶりな向付。

絵柄をご覧頂きたく下にミラー(鏡)を敷きました。

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内側が白地の器には、この時期でしたら緑茶色が似合います。

*伊万里染付向付5客揃←クリックで商品ページが開きます(古美術希)

サイズは当時の特注品と思われます。
なかなか見られない大きさです。

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網代編み等の盆に添えますと、涼を感じて頂けるかと思います。


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こちらは江戸中期の蕎麦猪口(伊万里染付微塵唐草紋様)に茶托は網目を施した銅製品。
そして江戸幕末期の盃洗。
ガラスの急須は今年度は販売しておりません。

*伊万里盃洗←クリックで商品ページが開きます(古美術希)

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盃洗はコンフォート型をしているので、冷たい氷を入れてice pail(アイスペール)として御使用になられると雫も落ちにくいので夏場も活躍します。

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このように氷を入れて・・・

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緑茶の色が上手く出ませんでした^^;

雰囲気だけ味わって下さい。

夏場の食事は偏りがちになります。

簡単に一品添える場合に、このような氷を入れて、刺身やフルーツを添えると、いつもと違った食卓に早変わりします。

手の込んだ料理をしたくな〜い!真夏の期間中は、氷を上手に取り入れて、爽やかな見た目と食材を吟味して美味しく&簡単に♪

手間をかけない工夫として、今日の記事タイトルは盃洗の御紹介とさせて頂きました。

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店の表にはトンボ・・・裏口には現在、蝉(セミ)が鳴いてます・・・。。。

皆さま、くれぐれもご自愛の程、この夏も御自宅で器を活かした楽しいお食事を!


8月5日追記:過去の入荷データより探し出しました。
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こちらが刀剣の拵に施された蒔絵による蜻蛉です。
既に完売品の為、参考資料として御覧下さい。

(前立の蜻蛉画像が見当たらず・・・ひとまず蒔絵拵にて失礼致しました)

author:古美術 希, category:日常遣いの御提案, 15:39
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書道具に鐔

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店頭に書道具を陳列して置きますと、箱を持ち上げて「中身な〜に?」と・・・まさかの・・・シャッフルする(振る)方がいるので、最近は陳列をやめました。。。海外の方ではなく日本人である事が非常に残念です。

書道具をお探しでしたら店主にお声がけ下さい。
硯や紙入れ、水滴など、陳列していないもの多数ご用意ございます。

さて、画像は書道具に鐔を添えました。
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鐔を文鎮として使用される方も多く、当店では書道具として定着して参りました。

文鎮を敢えて鐔を用いるところが粋な遊び心。

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紀内在銘越前鐔←クリックで商品ページが開きます(古美術希)

鐔の材料は主に鉄である事が多く、中には漆や七宝の鐔もございますが、代表的な材料は鉄です。

程よい重さが文鎮の代用として好まれております。

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鎌倉彫龍硯箱←クリックで商品ページが開きます(古美術希)

鎌倉彫の硯箱の色彩は現物をご覧いただいた方が確実ですので、御希望の場合は御足労願います。
(色味は1枚目に近いです)

硯箱にも様々な大きさがございますが、文鎮(鐔)も収納出来る、程良い大きさのものが好まれます。

あとは、ここに水滴等の道具もお納め頂き、末長く御使用頂けましたら幸いです。

道具を一つ一つ丹念に選び抜き、お気に入りの書道具で作品を手がけて下さい。

暑中見舞いの時季という事で、書道具、御案内させて頂きました。

 

 

 

[おまけ]

 

だいぶ前になりますが、所有されていた硯箱が秋草紋様の蒔絵が施されたもので、硯は葉の紋様が彫られたものをお使いでした。

 

水滴は当店から紅葉型をお選び頂き、そして文鎮も、それまで使用していた所謂文鎮を省き、秋草紋様の透かし鐔をお選び頂いた御年配の常連様がおりました。

 

「こだわって探すと見つかるものですな・・・50年かかりましたけどね」と笑っておられました。

 

中でも秋草紋様の透かし鐔を気に入って頂き、毎年、年賀状は達筆なお便りと共に「今も使わせて頂いてますよ」と必ずメッセージが添えられておりました。

 

道具と人の繋がりは、考え深いものがございます。

 

author:古美術 希, category:日常遣いの御提案, 17:45
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香炉とお香

こんにちは。
お客様より「香炉とか花瓶が欲しいけど散らかっている我が家を片付けないと引き立たないと思いません?」と聞かれることが時々ございます。
お客様は謙遜から散らかっていると申しておられるのは充分に理解しておりますが、香炉や花瓶を置く場所のご提案としてご拝読願います。

先日入荷した蒔絵花台に香炉と香筒を添えました。
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お盆でも構いませんが、足付のものを使うことにより確率した空間ができます。

この場所だけは余計なものを置かずに綺麗に保とう!とする心理が働きます。

古美術品のように安くは無いものを購入された場合にそれらを軸に周囲までも綺麗にする意識が芽生えます。

折角、奮発して数百年もの間、姿形を残したものを所有されたのですから、定位置を決めて毎日ご使用になられると宜しいかと思います。器の場合は使って活かす方が器の良さ!が手と目から伝わり、口を直接つけるものの場合は口元の完食でも覚えます。

蒐集家の中には、あれこれと集め過ぎた結果、桐箱から数年間も出していないと仰る方もおります。

この場合は価格で購入された方が多いようにも感じます。

自腹を切って購入されると自ずと大事にしようとされるのが人の心であり「身銭」というところがポイントです。

贈り物の場合も又、好みとその物の価値がお分かりになる方の元へ納まりますと大事にされます・・・が、興味のない方にいくら素晴らしい美術品を差し上げた所で感動は生まれないので御注意下さい。

しかし価格が曖昧であることから祝い事で贈られる方も多く、この場合は他の方々が贈られるものとは異なり、又、同じものが無いものを探されて贈られる・・と云うのも長い歴史の中で『人と人』を繋いできたことも書き加えさせて頂きます。

そうして受け継がれて現存するものが古美術品であり、価値の分からない方が所有された所でその時代では美術品が陽の目を見ることはありません。

歴史上で名前も顔も知らない、勿論、既にこの世にはおられない先代方との好みの一致により受け継がれて『古美術』と云う枠に入ったものが店頭に陳列しております。

人と物の相性もございますので、まずは御自身の好みを追求されてみて下さい。

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撮影用に九谷の獅子香炉を添えましたが、現在、店頭では他の香炉を添えております。

御来店時にご覧下さい。

 

*九谷獅子香炉←クリックで商品ページが開きます(古美術希)

隣の蒔絵香筒は江戸期のもので見事な草花が描かれております。

花台の蒔絵は朱とグリーンを用いた多彩な蒔絵が施されており、文章にしますと派手に響くかな?と思われるかと思いますが実際の時代物の蒔絵は色艶が既に数百年と云う時を経て落ち着きのある光沢に仕上がっておりますので、現代のものとは異なる味わいがプラスされております。

 

*蒔絵香筒←クリックで商品ページが開きます(古美術希)


漆黒の花台もご用意ございます。

店頭で色々と組み合わせて好みの空間をお創り下さい。


 

author:古美術 希, category:日常遣いの御提案, 13:15
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割れ・欠け・ニュウが気になる

古美術・骨董品は無傷な状態である方が奇跡的であるのは日本の歴史を学ぶと解ります。

前々から割れてしまったから捨ててしまった等と仰る方が多く、金継ぎするまでもない・・・等の御意見も良く耳にしていたので、少しだけご提案させて頂きます。
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このようにニュウが入っている物やハマグリと称する割れた部分が欠落してしまった器を本来であれば修理に出して頂きたいと切に願うのですが、なかなかそこまでしたくない・・・と仰る方には捨てずに何か他のものとして代用して頂けたらと思います。

折角、この時代まで残っていたのですから・・・所有者が気に入らなくても他の方からすると「ほしいもの」である場合がございます。
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こちらの蕎麦猪口は絵柄も時代も申し分ない伊万里焼の時代物ですが、上の画像のようにニュウがございます。

食事用に使うにはご不安な方もおられますよね。

そこで先日入荷した檜(ひのき)ボールのご提案です。

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このままインテリアとして飾られてもお部屋に優しく香りが残りますし、お風呂場の脱衣所に添えて置いて、その日の気分で檜風呂とし湯船に浮かせて頂けたらと思います。

ガラス瓶のまま飾られてもお洒落ですが、もし、ご自宅に欠けていて気になっている器がございましたら、修理に出して頂くか、次の代の方に修理は任せる!と仰る場合は、それまでの間はこのようにインテリアとして楽しまれてはいかがでしょうか?

 

*蕎麦猪口は1客のみで店頭価格¥5,400.税込です。

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盃洗や大鉢を用いて檜ボールを添えて頂きますと・・・

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たくさん入りますので、香りも倍に楽しめます。

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香りがなくなってきましたらヤスリ等で傷をつけて頂けますと香りが蘇ります。

 

*注意*こちらの盃洗は割れ欠けございません!無傷です♪

*平戸龍柄盃洗(クリックで商品ページが開きます/古美術 希 のぞみ)


そんな提案をしたく・・・古美術商の第二のサイトで檜ボールをご案内中です。

*檜ボール(クリックで商品ページが開きます/現代和雑貨 希 のぞむ)


ついにお風呂グッズまで手を出したか!と思われたかと思います。

遅くなりましたが、本来は割れた器の修理代を考えると・・・悩ましい・・・しかし捨てるのには・・・勿体無い・・・・しばらく考えます・・・

と、この悩まれる期間の活用法としてご提案させて頂きます。

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*こちら10客揃、商品アップまだしておりません・・・店頭でご覧下さい。

絵柄次第で柔らかい雰囲気になります。

是非、年代物の器は捨てずに・・・再利用の方向でお願い申し上げます。

 

author:古美術 希, category:日常遣いの御提案, 18:00
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杯洗/盃洗(はいせん)ウィンドウに陳列

杯/盃(はい)を洗うと書いて杯洗/盃洗(はいせん)

 

「これは何ですか?」と、良く聞かれる足の高い形をした器。

開店当初から「さかずきを洗う器と書いて盃(杯)洗(はいせん)と言う器です」と一日一件は答えております。

現代では見かけないと思いますが、江戸期から明治にかけて酒を酌み交わす上で手にした盃を一旦この器で濯ぐという事が行われておりました。

盃洗には水を入れておきます。

そして盃を濯ぎ次の酒を盃に注ぎます。

 

明治後期から西洋の文化が日本国内に浸透するにつれて、同じような形状をしたものが西洋にはコンポートとして存在しており、その存在を知ってか、足の高い形状をしたものは大正期以降のものは滅多に遭遇しません。

 

コンポートとは西洋では果物や菓子を盛り付ける器として、やはり足の高い形状のものを使用しておりました。

むしろ、現代ではコンポートの方が認識されているかと思います。

 

盃洗の現代の使い方を記載させて頂きます。

 

日常で盃洗として使用するには一部の限られた方々のみかと思います。

では、その他の使い道はないのか?と疑問に思われて当然です。

盃洗のコレクターは実はとても多く、近年では海外の方も馴染みやすい事を理由に選ばれて行かれます。

 

上記に記載したように果物や菓子を盛り付けてコンポートとして使用される方が最も多く、それ以外には料理屋でも料理を盛り付ける器として活躍しております。

 

例えば、氷を砕いて盃洗に山のように入れます。

その上に刺身やカットしたフルーツを盛り付けます。

 

すると食卓の上に更に高さが出来るので豪華な雰囲気を味わえます。

 

コンポートの平らな物が欲しい方は盃洗の上に7寸皿を載せます。

すると平らな高さのある器になりますので、人が集うパーティー等で目線が集まります。

 

現代では器の使い方を本来の用途に基づくよりもアレンジして活用される方が賢明かと思います。

 

食生活も江戸時代と平成ではだいぶ変化しております。

平成を生きる我々ならではの使い方を考え日常に取り入れ更に各々の御家庭で家宝となるまで受け継がれて頂けますと古から現代まで受け継いでこられた方々の想いにも触れる事が出来るかと思います。

 

飾るだけでは正直つまらないと思います。

日常に取り入れ使いこなし財産として残して頂けましたら幸いです。

 

文章だけですと随分と豪華なイメージをされるかと思いますが、店主である私は粒状の菓子入れ(それってどんなお菓子?と疑問に思われた方はご来店時に暴露しますので聞いて下さい)として使っているので、そのまで気張って使用する事もないと思います^^;


結構あると頻繁に使うようになります。

 

古いものは初めての方こそ、恐々と扱って頂けますが、所有される事で段々と慣れてきますので、怖がらずに使って下さい。

 

割れたり欠けたりしたらTHE金継ぎ。

 

末長くご使用いただける隠れた人気商品を只今、店頭のウィンドウに全て陳列しました。

 

目を引き子がおりましたらお声がけ下さい(一部ホームページで紹介しております。ご覧下さい)

 

伊万里、平戸、九谷を陳列中です。

 

私が特に使用している所有の盃洗は九谷です。

 

染付コレクターが赤絵も一つ欲しい無〜と仰る場合は盃洗等はいかがでしょうか?

外側が染付で中が赤絵のものでしたら違和感なく食卓に並べられますよ。

 

*今回は画像無しで失礼しました。想像して下さい。

author:古美術 希, category:日常遣いの御提案, 17:25
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煎茶の型破り
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煎茶道を志す方がご覧になられたらお叱りを受けると思います。
煎茶道は割と道具を多様化されるようですが、ここの店主は。。。と呆れられるかと思います。

しかし、本日、初のご来店との御婦人に「こんなに美味しいお茶はよう淹れられんわ〜」と唸っていただいたので調子にのってます。

当店では珍しいアメリカ製のキャンドルスタンドのアンティーク品が長い間、店の片隅に。。。
それと大正期の手描染付猪口を用意。
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キャンドルスタンドに煎茶碗を添えて緑茶を注ぎます。
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飲食店で出されたら、そういうものかと。。。もしくは、こんな風に使って良いのか。。。と思われるか。

道具の使い方に厳しい茶道の世界では頭を抱えて拒否される方も多くおられるかと思います。
ご気分害されましたら申し訳ございません。

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店頭で撮影用の試しですので緑茶にしましたが、料理を添えても様になるかと思います。
極少量を盛り付けてテーブルに高さを演出する役割を果たしてくれる。。。と思うのですが、いかがでしょうか?

ワイングラスには、このように土台とされる部分が専属製でグラスが取り外しのできるガラス製品のものがございます。
ワイングラスのデザインは時代ごとに変化しておりますが、茶道具の新しいデザインは、なかなか作る方々も悩ましいところかと思います。
面白い発想だとしても認められる茶道具に達するまでの試行錯誤は想像するだけで大変なご苦労かと思います。
個人的にはドンドン新しい発想と伝統で新たな道具が多く生み出されることを願います。

以下、続きます。

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*燭台(アメリカ製アンティーク)←クリックで商品ページが開きます。

だいたい1950年代のもので、まだ「アンティーク」(50年ものをアンティーク/100年で古美術、骨董)ではございますが、世の中がひと段落した雰囲気がする時代のもので、そこまで手の込んだ作りではございませんが、アメリカ製らしい素材とモチーフです。

道具を代用される場合、正式な席では勇気が要りますし、何より正解を求められると苦しくなられるかと思います。

茶懐石では避けて頂いた方が良いと思います(伝統を守るため)
しかし、ご友人と楽しく食事をされる場面では面白い工夫があっても宜しいかと思います。

その場に合わせてお召し物を考えるように道具にも少し気を使い、その場におられる方が心地よいと感じられる環境を考えるのも古美術品を収集される方の楽しみ方かと思います。

解る方に、解る物と空間、時間を提供できる収集をされると使う楽しみが倍増します。

今回は完全に遊び感覚の画像ではございますが、これぐらいの代用をされることも時には良いと思います。
海外の方の使い方は日本人の概念を覆すような使い方が多く、時々腹立たしくも、面白い発見もございます。

持ち主によりけりで道具の運命は決まります。
決まりごとがない場面では思いっきり使いまわしてみて下さい。


 
author:古美術 希, category:日常遣いの御提案, 16:49
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大常連客Yさんより/とんぼ玉ご購入者へ
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知る人ぞ知る、北鎌倉の大御所。
当店も大変お世話になっております。
とんぼ玉販売を長期に渡り見守られ「初期の方が良かったわよ」など厳しくも直球で御意見を下さる有難い存在であります。
店主の接客態度は、殆ど、敬礼しているかの如く、ただただ「はい!」が続きます。
本日、写真撮影の許可を11年目にして得られましたので画像拝借。
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結び方次第で雰囲気が変わるので、お手元にとんぼ玉を所有されてましたらワンランクアップして紐に拘り、結び方を学ばれることをお薦めしますとの事です。
はい。

紐は絹糸で作られたものが肌に優しく、太さも様々あります。
関東では都内、関西では京都が有名かと思います。

結び方は今年一年を通してYさんより伝授してもらう予定です。
皆様方にもお伝えできたらと思います。

古美術商はお客様に情報提供しつつ、こうして人生の先輩方より、残したい技術や知恵を伝達する役割も果たすのが本来の姿かと思います。
出来る範囲でのみ行います。

金属アレルギーで悩まれる方は、こちらの絹糸方法でとんぼ玉を楽しまれるようお伝え申し上げます。
author:古美術 希, category:日常遣いの御提案, 13:02
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鍔をコースターにする

冷茶が出来上がったところで、更に御提案。
刀剣の『鍔』をコースター代わりに。
当店が提案する鍔は本物の鍔なので財産価値も勿論有。

冷茶は硝子の器を用いる方が殆どかと思います。
硝子の質感に鉄が意外な程マッチします。


画像の鍔は勿論、戦国時代の実戦用「鍔」
玩具の鍔ではないところがポイント。

鍔コレクターの方、お試しください。

金銀象嵌入のものから透し彫りのものまで様々なデザインがございます。

一見、鍔を無下に扱っているように感じられる方もおられるかと思いますので追記します。

刀剣の刃は素手で触ることは許されません。
手垢や手脂が付着しますと錆の原因に繋がります。

しかし、鍔は直接触れることが好ましく、手入れという言葉があるように、鍔のメンテナンスは手のひらで撫で回すのがポイント。
この場合、凹凸のある彫物で金銀象嵌や七宝が施されているものは、あまり撫ですぎるのは好ましく感じませんが、当店は開業当初、元軍人の大御所の方々が毎朝、出勤のように店に訪れては鍔の手入れをしてくれておりました。

「こうして撫でていると象嵌が浮き出てくるものがあるんだよ」
「鉄味が良くなっただろ?」

あくまでも世間話をしながらの手入れで最後に一服されてから解散してました^^;
御存命の方はおりませんが、本当に良く手入れをしてくれました。
実際に象嵌が浮き出てきたものが有り「お〜。こちらは千円上乗せして陳列しなさい」と、何屋かわからない状態でした^^;

今では笑い話ですが、象嵌が出ると大騒ぎをして「では我々は大船に繰り出します」と去って行かれては翌朝「先生、おはようございます」

何かのスクール化してましたね。

そんな日々の中で、良く使っていたのが鍔に硝子の器。

当時、レモン水にハマった元軍人の大御所方は「アレを一服」と言ってはレモン水の注がれた硝子の煎茶碗を鍔の上に乗せては戦場の話をされてました。

考えてみれば青春を戦争という時代で過ごした世代ですから、肝の座り方が我々とは異なります。

先ほど、それを思い出しましたので、鍔をコースター代わりにする御提案をアップすることに致しました。

オススメは店頭に色々ございます。
店主にお声掛け下さい。
 
author:古美術 希, category:日常遣いの御提案, 15:38
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冷茶/蓋物碗を急須代わりに

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お客様の日々の生活にスッカリ慣れ親しんだ「蓋物碗」で御提案です。
お手元にございましたら是非、お試し下さい。

随分前の事になりますが中国人の茶人が茶道具を探されに来店された時に伝授していただきました。
ポイントは近代作られた蓋物碗ではなく、日本で江戸期頃に煮物碗として作られた陶磁器製の蓋物碗を使用する事をお薦め致します。

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もう少し詳しく証しますと、上の画像のように蓋と碗の間に数ミリ程度の空きがある物が好ましく使いやすいです。
蓋は碗の内側に納まる物が今回の場合は使用しやすくなります。
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拡大しますと、このように現代では失敗作とされて破棄されるような器を探してみて下さい。
古美術品は、このように歪みがあるものを味わいのある物として愛でます。
ここに少し日本人の心を感じますね。
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さて、そこに緑茶の茶葉を入れて下さい。
適量は普通に緑茶を淹れる時のような具合で大丈夫です。

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そこに氷を直接のせます。
画像の氷は丸い形のものを遊びとして作った物です。
氷の形はどのような物でも構いません。

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このように茶葉を敷き氷が自然に溶けるのを、ただただ待ちます。
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蓋をして起きますと埃なども防げます。
衛生的かと思います。
蓋物を準備頂いたのは、それだけの理由ではございません。
以下、続きます。

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氷が溶け出しますと冷茶が出来上がります。
蓋を閉めたまま傾けて煎茶碗に淹れます。
蓋物碗は急須として使用出来るメリットも秘めております。

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茶托と煎茶碗はお好みのものを探してみて下さい。
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深みのある甘みが特徴の冷茶の出来上がりです。
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煎茶碗を小さな物にされる場合は注ぎにくい場合もございます。
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その場合は上の画像のように網目の茶漉しを用いて淹れてみて下さい。

蓋を茶漉し置きとして使用。
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豆皿を茶托代わりに使用しました。

これからの季節、冷茶を楽しみたい方は是非、お試し下さい。

寝る前に氷を入れて冷蔵庫に保管しますと、一晩かけた更に味わいの深い物が出来上がります。

当店では日により好みの茶葉を使い分けております。
原産地をご確認頂き、お好みの茶葉を探すのも楽しい物です。

硝子の茶碗をお使いになられる場合は冷凍庫で冷やしてから使用すると更に爽やかさが倍増します。

急須に茶葉を入れて

 

氷を入れるか、水を注ぎます。

 

こちらは冷茶の定番の作り方です。

蓋物碗をお持ちでない場合は、普通の急須で作れます。

むしろ、こちらが本来の冷茶の作り方です^^;


奥の深い煎茶。
お楽しみ下さいませ。

 

author:古美術 希, category:日常遣いの御提案, 12:48
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蓋物碗で梅干し&蜂蜜

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風邪気味の方が多いので梅干し&蜂蜜+白湯。
予防にもなります。
器は湯のみでも勿論良いです。
蓋物碗の蓋を小皿として
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梅干したっぷり添えておきます。
(画像見た瞬間、にーっ!ショックんー!ってなったらごめんなさい)
本日は曽我の梅干しです。
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梅干しを入れたら蜂蜜を入れます。
蜂蜜は喉にも良いので風邪気味の場合はたっぷり入れましょう。
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そこに白湯を入れます。
白湯を入れてから梅干し&蜂蜜でも、どちらでも結果(味)は同じですので、入れる順番はお好きにどうぞ。
*梅干しは潰します。
できれば、ここにレモンをプラスすると完璧です。
レモンはビタミンC摂取目的で入れますが、味もレモンが入ると美味しいです。
個人的には昆布入りもオススメです。
写真 5.JPG
風邪気味のお客様が多かったので、改めて梅干し&蜂蜜をご案内しました。

*伊万里染付蓋物碗11客揃/幕末期(店頭で御確認下さい)

(一つ前のコラムの「お客様の声」と呉須の違いをご覧ください。こちらは1800年代。お客様の声掲載は1600年代です)

本日は、ただそれだけの記事です。

蓋物は保温効果もありますので、風邪を引いたら枕元に蓋物碗に上記のものを入れて寝込む事をオススメします。
埃や塵からも防げます。
マグカップでもなんでも構わないのですが、古美術商のコラムの為、蓋物碗でご案内しております。

寒かったり、暖かくなったりと体調管理が大変な時季ですが、皆様、ご自愛の程。
ちなみに店主はピンピンしております。
バカは風邪ひかないと云う言葉が身に染みます。

(にーーーっ!にゅーーっ!すっぱ〜)
皆様からの梅干し目視直後の擬音お聞かせ下さい。。。

author:古美術 希, category:日常遣いの御提案, 16:58
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