RSS | ATOM | SEARCH
干し柿
FullSizeRender-2.jpg
全国干し柿食べ比べという有難い環境にある店主でございます。
栃木県、茨城県、長野県、富山県・・・甲乙付け難い・・・。

FullSizeRender.jpg
お茶の先生方によりますと切ってお出しする方が良いと言われますが・・・
そのままの方が良いんでは?と個人的に思うので当方はこのまま・・・
お皿にこだわれば宜しいかと・・・こちらは李朝小皿に茨城産の干し柿です。

FullSizeRender-1.jpg
煎茶用ではございませんが、備前のぐい呑に茶托を添えて。

渋さ際立つ演出富士山

FullSizeRender-4.jpg
栃木県の干し柿は毎年手作り。
Iさん、ご家族の皆様、こちらのコラムの存在を御存知かわかりませんが、いつもありがとうございます。


寒い・・・寒い・・・と言っていられません。

今年も実り多き年となりますように♪


 
author:古美術 希, category:食と器, 14:40
-, -
今年も大漁
FullSizeRender.jpg
今年も熱海より〜

FullSizeRender-1.jpg
干物

FullSizeRender-2.jpg
大漁也


漁師の皆様、極寒の冬
くれぐれも御自愛願います。


ありがとうございます。


*明治九谷の大皿



店頭にて販売中(お皿)魚は売ってません猫魚
author:古美術 希, category:食と器, 13:54
-, -
正月準備
0001.jpg
正月の点心
器のご用意は整いましたでしょうか?
御来店頂けましたら正月に合わせて朱塗りの器をお薦めさせて頂きます。

現在、お取り置きの御依頼を承っております。
商品発送は26日13時で締め切らせて頂きます。

それ以降の発送は銀行振込確認不可能な為、又、配送時の破損事故等のトラブルが発生した場合、対応不可の為、お断り申し上げます。

北鎌倉周辺、本日〜明日仕事納めの店舗が多く、正月は元旦より営業されるとの御報告兼ねて年末の御挨拶にわざわざ訪れて頂いております。

当店は今年は30日午後3時までの営業とさせて頂き、31日から年明け5日まで休業となります。

仕事始めは年明け6日となります。

それ以降のお届けでも構わない場合は6日以降御発送致します。

お電話は29日午後6時を持ちまして回線を切り替えますので繋がりません。

何卒、お早めのご準備、宜しくお願い申し上げます。


*初釜のお道具のお届けも上記同様となります。

*6日仕事始めは一時的に新年のご挨拶まわりをさせて頂いております。確実な御来店の場合は御来店予約を頂けましたら幸いです。
 
author:古美術 希, category:食と器, 16:55
-, -
本日入荷品でクリスマス

FullSizeRender-2.jpg
クリスマスも、もうすぐですね。

チビッコのテンションが高まる年末・・・
大人は・・・テンション高い人もおれば、そうでない方もおり・・・

みなさん、とにかく年末は忙しいですよね。

ま〜、頭休めに御拝読下さい。

本日は年間通じて気楽に使える器を御紹介致します。

クリスマス用にも勿論、最適です。
FullSizeRender.jpg
和食器の中でも人気の高い染付は皿に添える食材で洋風にもなります。
こちらは、元々は刺身皿として作られた平戸の皿で時代は幕末期。
風景画とも言いますが、日本画でいう所のいわゆる山水画ですね。
とても馴染み深い絵皿です。

奥に見えるのは印判の猪口。
こちらは明治期に入ってから多く作られたものでモダンな柄も多く存在します。
割と厚めに作られていることから割れにくい器として、最近注目されております。

今でいう船便で当時は運んでいた為に厚みのある器が多く、丈夫で長持ちとはこのこと。

今もご自宅のどこかに眠っている〜と仰る方も多いはずです。

FullSizeRender-1.jpg
そんな和食器に少しだけ季節を演出するものを添えます。

今はクリスマス前なのでシルバーのリースにしました。

染付とシルバーでクールな印象になります。

ここに春でしたら桜、夏場は笹の葉、秋は紅葉などを添えると雰囲気が良いかと思います。

FullSizeRender-3.jpg
簡単ですが、現在、お歳暮ラッシュ開始の中でクッキーを添えて御案内しました。

違和感ないと思います。

皿の上に敢えて飲み物を置くと来客時、スムーズにお出しすることもできます。

本日入荷した、こちらの皿は楕円形の歪みがあるもので中央を凹ませてある形状でしたので、右側にコーヒー、左側にクッキーと分けて配置しました。

丸皿、角皿でも雰囲気良くできますので、是非、お試し下さい。

古いものの質感が写真ではなかなか伝わりませんが、艶の落ち着いた器の良さを一度、ご覧になりにいらして下さい。

この他にも多数入荷しております。

土日、鎌倉観光ご予定でしたら、帰りにお立ち寄り下さいませ。

 

*記事で御紹介している皿は完売致しております。2017.12.10

author:古美術 希, category:食と器, 17:44
-, -
クリスマスの御用意

今年もクリスマス用に御家庭内で楽しむ器を探されにたくさんの方に御来店いただいております
FullSizeRender-2.jpg
こちらはアメリカサイズのマフィン(結局、手土産店内に多数有…)

オーストラリアからもメリクリチョコレート頂戴しましたが写真撮ってません(ごめんよ、半分食べちゃった)


北鎌倉のパン屋さんで売られているというピザ(昼の差し入れ)

結局、こ〜なる店内ではございますが、、、至る所に食料がディスプレイされております(来月は某教会からクッキー届きます)

なんだかんだと、このように、、、皆様に御協力頂きながら、、、と相成ります(コラムご覧の方は本当に手ぶらでの御来店をお願いします)

コラム云々世代ではない方々(ネットをご覧にならない方々)の御好意により、只今、店内、クリスマスモードに切り替わり中です(今年はミニサンタクロースは既に完売です/コラムにアップする前に完売でした)

クリスマス用に楽しんだ後は正月に活躍する器も多数ございます(画像は染付ですが色絵の華やかさが際立つ季節です)

お気に入りがございましたら、お早めに御予約(お取り置き)の程、よろしくお願い申し上げます


明日は水曜日の為、定休日です

御予約品がございましたらメールにて承ります

師走に向けて、御来店お待ち申し上げます


 

author:古美術 希, category:食と器, 17:58
-, -
実りの秋

本日は秋の食卓に添える器を御提案致します。

実りの秋と聞きますとフルーツを思い浮かべる方が多いかと思います。

そこで、普段着席されているテーブルの上にさりげなく添え、そこに四季折々のフルーツを入れて頂ける、謂わば『年中使えるインテリア感覚の器』として数点程、写真におさめました。


01.jpg

和食器で大きめの鉢をご覧になられると「あら?どんぶり?」と聞かれる方が割と多いのですが、実は、大きめの鉢の形状をしたものは茶会で用いられる『菓子器』として作られたものが殆どです。

茶会では大きな鉢にお客様の人数分の和菓子を入れて器の上に箸を添えてお出しします。

お茶会に馴染みがない方にはイメージしにくいかと思いますが、抹茶の席を思い浮かべて下さい。

和菓子を入れて両手で器を持ち隣の方にご挨拶をして自分の懐紙に菓子を移します。

その時に、和菓子が取り出しやすい形状のものの方が招かれる側としては有り難く、扱いやすいというものです。

(取り分け用の箸が添えられていない場合もございますので臨機応変に対応して下さい)

ご自宅でいちいちやってられないわよ!と仰る方の場合は、今回の写真のように果物を添えてテーブルに配置される事をお薦め致します。

収集家の中には飾る方と使える器が好ましい仰る方の両方いらっしゃいます。

どちらでも構わないと考えておりますが、出来れば使って楽しみ後世に残して頂き、そして更に100年後の方々の手に渡り、その時の使い方をされる事が好ましいと考えております。



02.jpg

テーブルに配置する場所までは指定致しません。

日常生活の中で頻繁に目につく場所に配置されれば、そこに季節毎の野菜や果物が添えられているだけでも日本の四季を味わえますし、日常的に使えて目にするかと思います。

それでは、何故、日常生活で使う事を薦めるのかと云う疑問にお答えさせて頂くとするならば、当店では毎日『見る』事により、目利きとなるとお伝え致しております。

古美術、骨董商に出向かれるたびに「わからない」とか「覚えられるものなの?」と仰る場合は、何か1つ、御自身の好みに合うものをご購入されて手元に置かれる事が1番御理解頂けるかと思います。

2枚目の写真は伊万里の染付と称されるもので、古美術、骨董商で必ずと申して良い程、目にされる確率が高いものです。

伊万里は磁器を学には必ず歴史的にも触れる回数は多く、伊万里を基準として日常使える器を探される方は多くおられます。

伊万里と申しましても価格がピンキリなのは何故か?と聞かれますが、伊万里は江戸時代に入ってから日本で数多く生産する磁器を代表するやきものです。

江戸のはじめに作られた初期伊万里と、江戸中期の古伊万里と幕末以降に作られた伊万里とでは呼び方も異なりますし、価格も簡単に申せば100年単位で異なるのが価格の幅がある理由です。

例外もございますが、基本的に古くなればなる程、高額となるのは100年単位で現存してきた事から価格が加算されるとお考え頂けましたら、わかりやすいかと思います。

写真のように時代物の伊万里を食卓に配置する事により、呉須の色味や肌の色(釉薬の色)などから目が馴染み、古美術、骨董商に出向かれた時も「あ、うちの物より色が薄い」とか「うちの物よりも白地がハッキリしてる」と、わかるようになります。

再度、申し上げますが番外編のような作りのものもございます。このような物に遭遇した場合は店主に質問された方が宜しいかと思います。
不安なまま購入されますと、その後も不安は残ります。
​​

03.jpg


こちらは上と同じですが、左側のラ・フランスを手前に倒しただけです。

美術系の学校に通われる方用に添えました。

構図のお勉強やデッサンを行う場合、モチーフの角度を変えるだけで画面の空気が異なります。

ほんの小さな変化ですが、上のものより、こちらの方が少しだけ空気が張り詰めたものから、和らいだ雰囲気になるかと思います。

華道でも少しの空間の変化により全体から受ける印象が異なってきます(人で申しますと髪型とかですかね)

そんな遊び心を追加した理由は、これが果物ではなく「花」の場合は、家主が生けたものに手を触れる事は避けるように記載させていただこうと思いましたので、追加してみました。

余談になりますが、近年、飾られている花を触る方が多く、これは全体のバランスを考えて生けた方へ大変失礼なことです。

ホテルのロビーや一般の方々が行き交う公共の場で手を触れるのはやめましょう。


04.jpg

最後に、これは上のお話の流れで器としての用途よりも、それぞれを違和感なく配置する意味合いで撮影してみました。

例えば、盃洗の伊万里を竹籠に変更しますと、全体的に渋い印象になりますが、きっと目線が流れてしまいます(流れるとは印象に残らないと言う意味合いで記載)

少しだけインパクトのある印象を与えるには果物には存在しない色『青』を付け足す事により、より自然が生む色彩が際立ちます。

又、秋の果物と調和の取れる高麗青磁の徳利などは全体のバランスを調和させる効果もございます。

インテリアとして楽しむだけではなく使って頂けましたら嬉しく、更に、そこに個々人の持つ「センス」をプラスされると楽しくなります。


収集される方はそれぞれの収集哲学が個々人でございます。

それは、それぞれの経験と知識、好みやセンスから深みを持ち合わせ、第三者がどうこう口を出す範囲ではなくなってきます。

古美術、骨董の初心者の方にも、実は、わからないながらも好みはございます。

その好みを追求し、漠然とした好みの中から「あ!これだ」と感じた時が古美術初心者から脱します。

その時にお力添えするのが古美術、骨董商の役割でもあり、おそらく、ほとんどの店舗が売れたら良いとだけお考えになって商売はされておられないと思います。

古美術品、骨董品を所有する事へのイメージが近年の様々な情報から難しくも怪しい印象を持たれておられる方もいらっしゃいますが、それはそれで、収集されなければ良いだけのお話であり、あくまでも、古美術、骨董品がお好きな方とは別の次元のお話となります。


まずは、古美術、骨董品にご興味のある方はお近くの店舗を訪れる事からスタートされる事をお薦め致します。

お客様と店舗にも相性がございます。

信頼できて、尚且つ、同じような目線の元、対話が可能な店舗をお探し下さい。

古美術、骨董のデビューとして所有される物の代表格ですが、以前は蕎麦猪口や小皿と仰る方が多く感じられました。

しかし最近は小皿(特に豆皿)がほんの僅かですが値上がりの傾向にあるのが理由かは不明ですが、本日、御紹介させて頂いております、大きめの鉢や7〜8寸皿の方も増えました。
​勿論、店主が店頭で感じている事ですので全国的にはどうか?と聞かれたらわかりませんが、印象として御自身御一人用として所有されるよりも、御家族全員で使えるものを探される方が多くご来店されます。

小皿や蕎麦猪口は相変わらず海外の方々の気軽な土産品として人気ですが、海外の方々も上記に記載した初期伊万里〜古伊万里は学ばれておられるので、なかなか驚くようなものをお求めになります。

もし、これから古美術品を所有されて見たい!と仰る場合は、そんな事情も考慮した上で、今現在、何が求められているかをリサーチされるのも面白いと思います(これから店舗を構える方にもオススメポイントです)

それでは。


良いものが皆様の元に納まりますよう切に願います。


本日も海外からのお客様が多く、こちら鎌倉も観光シーズンを迎えます。

何かございましたら、メールにて承ります。

今後とも、よろしくお願い申し上げます。


author:古美術 希, category:食と器, 13:54
-, -
北海道の弁当を小皿へ
01.jpg
Jさんの夕飯であったであろう弁当を横取りし・・・

02.jpg
酢飯 鮭塩焼 いくら醤油漬 蟹フレーク 錦糸玉子
幕末期の伊万里赤絵皿
(ここは漆器の方が雰囲気は出ますが本日は磁器にて失礼)

04.jpg
煮物 南瓜 ヤングコーン アスパラガス 蒟蒻 飾り人参
幕末期の九谷小皿

05.jpg
鶏ザンギ チーズ風味フライ 赤パプリカ揚
幕末〜明治期の平戸小皿
03.jpg
黒豆 大正期の九谷菊花紋猪口

07.jpg
塩わらび餅小豆ソース
備前木の葉
06.jpg
上の2点をそれぞれ添えて プラスポテトとベーコンのチーズ焼
江戸末期の伊万里染付小皿

08.jpg
昆布と大豆煮 昭和の備前猪口

09.jpg
それらを並べますと、このような雰囲気になります。 

10.jpg
彩豊かな食材と器には漆黒盆が更に色彩を引き立ててくれます。 


しかーし!
「普段、こんなに皿を誰が洗うと思っているの!」と仰言る声が聞こえてきます。 
03.jpg
そのような洗い物が大変!と思われた方には、こちらのような華やかな八寸皿がお薦めです。 

02.jpg
大きな皿の中に猪口を添えて料理を盛り付けます。 

最後に「誰がこんなに作るの!?」と仰言る声も聞こえてきそうですが、元を辿ってみて下さい。 
お弁当を器に盛り付けた「だけ」です。 

お弁当はお弁当として召し上がることが何よりですが、色彩豊かな北海道の食材がた〜くさん詰め込まれていたので、器に盛り付けてみました。 

それとなく雰囲気は出たかな?程度に御拝読頂けましたら幸いです。 

器は全て店頭にて販売中です。 

是非、ご覧下さい。 
author:古美術 希, category:食と器, 16:33
-, -
巨峰やマスカットの出し方

FullSizeRender-8.jpg
店主の私も特に習った訳ではないのですが、過去、料理屋やお招き頂いた時に親切だな〜と感じて覚えている限りの中でご提案です。
調理すれば様々なアレンジはございますが、今回はそのままスマートに出す場合として使うものは包丁に限定したいと思います。

上の画像のように十の字に切り込みを入れます。
こちらは葡萄の頭部分と記載すればわかりやすいかと思います。
頭の部分に十の字の切り込みがありますと皮が剥きやすくなります。
FullSizeRender-7.jpg
お客様に気遣いをさせないように、一粒ぐらいは花を咲かせるように予め十の字に切り込みを入れた部分の皮を剥がしておきますと、見た目も綺麗だと思います。

下の部分も平らにカットします。
FullSizeRender-3.jpg
又、近年は皮ごと食べられる葡萄が人気です。
この場合は種なしの品種が多いので、そのまま出しても良いと思います。
葡萄のフサ部分(ヘタ)に包丁で平らに座りのようようにカットしますと皿にチョコンとのせられます。
FullSizeRender.jpg
画像は薔薇の形をしたホワイトチョコレートをアクセントに使用してます。
少し配置を変えるだけでも雰囲気が変わります。

FullSizeRender-6.jpg
一つのトレイに並べても素敵です。

FullSizeRender-4.jpg
小さめのお猪口を添えて飲み物を注ぎます。
これで「色」が追加されるので見た目も美しく整います。
FullSizeRender-3.jpg
少しの気遣いが緊張している席では有り難く感じますよね。
コレにお手拭きを添えて出したら良いかと思います。

(注意:店主は自宅でわざわざここまでしません)


FullSizeRender-5.jpg
葡萄と相性の良い飲み物は紅茶やスパークリングワイン等、色々あります。
個人的にお薦めは炭酸飲料です。

予め炭酸水に葡萄を漬けておきますと、葡萄の実の内部に炭酸が行き渡り、粒を食べると炭酸葡萄に変身しております。
漬ける時間はお好みで。
葡萄に限らず凡ゆる果物に使えます。
フルーツ炭酸試してみて下さい。

今日は時間がないので、そのままご案内です。

FullSizeRender-4.jpg
グラスに葡萄の実を入れます。
切り込みを入れても良いですし、今回は半分にカットしております。
この場合は皮ごと食べられる葡萄を入れると食べ方がスムーズです。

FullSizeRender-3.jpg
炭酸水をそそぎます。

FullSizeRender-2.jpg
このような状態にしてから、お出ししても良いと思います。

 

漆黒塗にガラスを直接のせてもクールな印象にはなりますが、アクセントとして平戸の小皿を添えました。

藍色が入ることにより爽やかで新鮮な雰囲気になります。

FullSizeRender.jpg
完成です。

急なお客様の時に葡萄を出したいけど、フサのままドーン!と出しても失礼ではないのだろうか?と思う方が多いので、少し気取って?おもてなしをされる場合に数分要しますが包丁で切り込みを入れてお出ししてみて下さい。

気心知れた仲の場合はフサのままドーン!が嬉しいものですけどね。

お客様の手を極力汚さずにスムーズな対応が出来る方法として御提案致します。

店主は慣れ親しんだ飲食店に関しましてはフサのままドーンと出してもらう方が嬉しいタイプです。
しかし、なんとな〜く、ま〜だ、そこまで〜の「仲」でない相手や場所の場合は、この切り込みがある方が有り難く感じます。

あとはお手拭きでキュキュッと手をぬぐい「ごちそうさまでした」で終了。

今年の秋に役立つコラムとなりましたら嬉しいです。

 

author:古美術 希, category:食と器, 15:27
-, -
秋たけなわの好季節=実りの秋
FullSizeRender-3.jpg
食材の彩(いろどり)が豊かな季節となりました。
長年わざわざ通って頂いている群馬のお客様からの巨峰と柿の差し入れです。
巨峰の一部は長野県のお客様からも頂戴したものもございます。
FullSizeRender.jpg
季節に合わせて漆器を用いて見ました。
柿の色と片口の色が、より秋を感じさせます。

夏の名残りのを演出する漆黒塗が茶懐石でも頻繁に使われる時季となります。
一般のご家庭でしたら画像のような塗りのお盆や器としても代用できる漆器を使うと食材の色彩が鮮やかになりますのでお薦めです。
少し霧吹き等で水滴を吹きかけ艶やかな演出も可能な漆器を御一つ所有されると様々な場面で多様できます。
豪華絢爛な蒔絵の器も素晴らしく料理の見栄えも一段と格をあげてくれます。
しかし、この時季には敢えて一色塗のものを用いることから、暑い陽射しが照りつける夏から少し肌寒く感じる風が吹き秋の訪れを感じつつ夏の名残りを楽しむ日本ならではの季節の演出として好まれて使われております。
又、銀杏の葉や紅葉、稲穂の蒔絵が品良く添えられた器を使い秋を演出するのも素敵です。

現代の御家庭では季節を限定されるものを好まない方も多くおられますが、桜や菊の蒔絵が同時に施されたものも多く存在します。
これらは限定された季節に限らず一年を通じて日本を代表するモチーフとして捉え、日々の生活でお使いになられることが可能です。
江戸の終わりから明治時代ぐらいになりますと、そのような四季を盛り込んだ漆器が作られているように感じます。
銘々皿にも四季折々の草花が施されたものもございます。

漆器に限らず、やきものにも存在します。
そのような年間を通じて使えるものを探されるのも面白いかとご提案致します。

少しお話が反れますが、桜を描いた絵画作品は年間を通じて飾られることもございます。
これは桜イコール日本と言う認識に基づいて、その絵画を飾る場合があり、割と近代社会はモチーフの意味を通じて季節除外視で飾るようにもなっております。
個人的には、このぐらい堂々と好きなものを飾る時代になっても良いと思います。
例えとして桜で申し上げますと、桜が御好きな方は季節を気にせずに桜の絵画を飾られて、もしも、他者から指摘を受けたとしても、桜は日本を代表する花ですからと言葉にしなくとも堂々としているべきだと思います。

茶懐石の場合は、なかなかそうも申しておられませんが、お道具を四季折々揃える楽しみが、段々と置き場所にお困りになられた場合は上記のように春と秋の草花が同時に描かれているものを探されると一石二鳥と相成ります。

探す作業が面倒でお嫌いな方は、専門の道具屋、古美術商にお声がけしておきますと入荷した時に調度良いものを薦めてくれます。
どれが、どのような席に適しているのか不明な場合や招く方により不安を感じる場合は専門の店に問い合わせるのも適切な判断かと思います。

長くなりました。
続きます。
FullSizeRender-4.jpg
群馬の方よりモロヘイヤも頂戴しました。
茹でて粘り気が程よい所であげるとの事。
ハロウィンカップがあったので冷蔵庫に保存せずにしばらくモロヘイヤをこうしておきます。
こちらは、ほんの遊びです。

FullSizeRender-5.jpg
茗荷(みょうが)も入っていたので、茗荷紋の御紹介です。
陣笠の茗荷紋に添えて撮影。

店を立ち上げた時に御近所の方が茗荷を差し入れしてくれた事を思い出します。
その方に、私は納豆や味噌汁に入れて食すことが好きだと告げると「違うわよ。これから花が咲くから生けるのよ」と言われ、剣山に茗荷を立てた思い出がございます。
それから間も無く、茗荷の先から白い花が咲き、来店される方々から「珍しいわね」と花器よりも茗荷に注目が集まり、一部のお客様の間で茗荷を生けることが流行りました。

実に生けやすい(剣山に刺しやすい)珍品です。
是非、お試し下さい。
FullSizeRender-6.jpg
茗荷紋の説明はこちら
陣笠茗荷紋(じんがさみょうがもん)←クリックで商品ページが開きます(古美術希)


陣笠は塗物(漆)です。
鉄兜は戦用です。陣笠は大名行列の時などに使用します。よって、とても軽量に作られております。

実物は店頭でご覧下さい。
author:古美術 希, category:食と器, 13:55
-, -
黒い丸
黒い丸の正体は「かりんとう」です。
お客様からの差し入れです。
FullSizeRender.jpg
古唐津の皿に。。。
渋さ通り越して、もはや、、、造形要素漂うモニュメント?
昨日、そんな話をしていたので今朝は思考が現代美術目線です。
FullSizeRender-1.jpg
横に添えたのはドイツ人陶芸家の作品。
ゲルト クナッパー作/ぐい呑み←クリックで商品ページが開きます(現代和雑貨希のぞむ)
この業界に限らず、一つの道を進んで行きますと、あっちも!こっちも!と結果的に遠い所にあった人や物が繋がるという事が、どの業種の方にも経験があるかと思います。
デザインにも枝分かれされたカテゴリーがあるのと同時に美術にも様々なジャンルが存在します。
その細く伸びた先々で出逢うのが、その道のプロとされる人であり作品として存在する物や人。
又、志を高く持つことにより、念願の人との出逢いが用意されているような経験もするかと思います。
偶然を必然にするのは、その瞬時の判断と己の身の丈に合う振る舞いが、その「場」で出来るか、そうでないかで、その出逢いの価値が凡そ定まります。

難しいお話をすると店頭に話だけを目的に来店する方が増えますので、この辺で。。。ディスカッションは他の場でお願いします。
当店は売買する場で、主に「売り場」です。
美術談義は個々人でお願いします(正直、疲れますし営業妨害と見傚しております)

なぜ、この画像から、このような話に到達したのか?と申しますと、かれこれ1年程前だったと記憶しております。
上でご紹介したクナッパーのぐい呑をみて、何度か面識のあるドイツ出身の方が「へ〜!彼の作品がついに古美術商に置いてあるよ」と言いました。
お国柄から申しますと、ドイツの方は商談が長い。。。そして細かい。。。真面目という言葉で全て包まれます。
過去にドイツの方々との交流は割とありましたので、こちらのお客さんとも普通に話をするようになり、ある日、突然の「クナッパーは僕の友達」発言。
そして次の言葉が「でも死んで何年経つだろう」

私にも同じ経験があり仕入れの依頼品の中から知り合いの彫刻や陶磁器が混ざっていると(あ〜、ついに、この人の作品まで扱うような時代になったのか〜)とシミジミする場面は多々ございます。
不思議なことに、フッと思い出すのは創作活動真っ只中の1番活気付いていた頃の作家の姿が記憶に蘇ります。
亡くなった方の亡くなる寸前がどうこう、、、ではなく、その方の最も生きた時期を記憶として残せているのは、自己満足に過ぎませんが供養と敬意に繋がるかな?と脳内が切り替わります。

クナッパーが注目された時代を知る年代は店主の私よりも数十年歳上の方が殆どかと思います。
当時の活躍ぶりを思い出して話をしている事が伝わる瞬間が、このドイツ出身の男性客との時間でした。
そして「思ったよりも少しだけ高く値踏みされてて友達として嬉しいよ」と。

死後は作家の口から語られる事は無く、作品そのものが本当の勝負の場に立たされます。
それらを評価するのが市場の目であり、コレクターの年齢層にも左右される事を肌に感じております。

一流とされる文化勲章受賞の方の作品のあり方について、今の段階でもっと評価を高めて頂きたいと思う時が最近増えております。

美術品の価値がわかる人の目を如何に育てて行くか?
そこが今後、最も課題とされるような気が致しております。

FullSizeRender-2.jpg
さて、黒い丸の菓子の「核」部分。
気になりますよね。
こしあんです。

表面が固く、歯を立てる時にグッと力を入れます。
そして中の優しく甘い味をした餡子が口の中で調和する、、、こういう食べ物も作品ですよね。

作り手の試行錯誤を想像すると、ただ、目の前に置かれたものが出来上がるまでの経緯に有難さや驚きや時に感極まる感動さえも在るということに、、、多忙な日々の中で気が付いた数だけ幸せな顔つきになるかと思います。
顔の造形を作り出すのも己の内側からじゃないかと、先日、常連さんとお話して笑いました。
「人柄って顔にでるよね!」

ありとあらゆる所に造形作業が行われております。

難しそうな話をしながら日常は平坦に過ごしたいものです。

明日からの連休用に少しずつですが商品運び入れております。
お目当のものがございましたら、お声がけ下さいませ。
author:古美術 希, category:食と器, 13:53
-, -