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またまた和菓子と抹茶

昨日は夕方から横須賀線の影響で帰路お時間を要する方が多かったと思われます。
お疲れ様でございました。

そんな私も大船まで行ったのは良かったのですが。。。完全に足止め。。。と、言う訳で大船駅周辺をウロウロ徘徊。
数分後、、、まんまと保護されました^^;

大船では、お祭りが催されており道には後片付けをされる飲食業のマスターや女将達の姿。
「お〜!久しぶりじゃん」と挨拶を交わしつつ、私を優しく保護してくれたママに連れられ開店前の飲食店へ同行。
保護瞬間も後ろ姿で(あっ!〇〇のママだ)と瞬時に分かる程の付き合いとなり、振り返る〇〇ママは「お〜♪」と、言葉交わさず一緒に歩き出しました。

道を右往左往する猫状態の店主でございました^^;

このように優しい方々に時に保護されつつも、今日まで至った訳でございますが(あ。。。今、窓の外をナイスタイミングで猫が横切りました。。。びっくり。。。)

北鎌倉周辺でも時に保護され温かく招き入れて頂いております。そして餌付け(本当に時々、自分が猫か?と思います)

そんな優しいお話より、またまた和菓子と抹茶に無理矢理話を持ち込む訳でございますが、お付き合いの程、宜しくお願い致します。

北鎌倉駅周辺に数年前に和歌山からはるばる開店された和菓子屋さんがございます。
現在、その店舗に北鎌倉に来てから何かと仲良くさせて頂いております姉さんが勤務中です。

仕事帰りに「おね〜さ〜ん♪はい。これ♪」と、自宅より逆方向の当店に差し入れを届けてくれます。
(現在、北鎌倉の改札口はトンネル向こうに1つ開通しております/回覧板より)

わざわざ私の餌と優しい笑顔をお届けして頂き、ちゃっかり者は「わ〜い」と、相変わらずご馳走になっている次第でございます。

餌を与えてくれる人、保護してくれる人、実に有難い身でございますにゃー

さて、数日前にも和菓子を差し入れて頂きました。

写真 3.JPG
今回も抹茶と共に御紹介致します。
画像を御覧頂けましたら、どこの和菓子かは即座にお分かりになられると思います。

昼下がりに調度良い甘さです。

抹茶と聞くと格式の高いものと捉えられる方も多くおられますが、作法を1から学びますと精神性に通じるようなところが魅力であります。
それを難しく捉えるよりも面白いと思われて、一度、試しにどちらかへ入門されてから、ご自宅で自己流を発展させるのも宜しいかと思います。

流派は様々ございます。
未だ、恐々。。。の方は一度、御来店頂き、店主の所有する本を元にどのような歴史から今に至るか御覧になられてから、御自身と相性の良い門を叩かれるのが宜しいかと思います。

当店では、どこの流派が良いよ!と云う断定は一切致しておりません。
予め、御了承の程、お茶を楽しむには?というお気持ちでいらして下さい。
(当店からの御紹介は一切しておりません)

写真 2.JPG
御紹介中の抹茶碗とお盆は以下になります。

*萩抹茶碗←クリックで商品ページが開きます(現代和雑貨希のぞむ)

お一人用にちょうど良いサイズのお盆は

*八寸四方盆←クリックで商品ページが開きます(古美術希のぞみ)

和菓子の白い肌と萩の白肌に緑茶と新緑を添えて(葉はダミーです^^;)

一人で3個は多かったので御来店されたお客様にお裾分けさせて頂きました。

コーヒータイムやお茶にしよう!と思われた時に「そうだ!抹茶にしよう!」と、時にはそんな昼下がりも良いかと思います。

ちなみに時代物の抹茶碗はそれなりの価格となります。
時代物でお探しの場合は予め店主へお声掛け下さい。

抹茶碗は色々な業種の方からお声掛け頂きます。
職業の詳細は伏せますが、やはり、日本人の『一服』のイメージ(潜在意識)は、ここにあるような気が致しております。

これからは冷たいお茶『冷茶』を楽しむ季節です。

春夏秋冬それぞれお道具を揃えるのも楽しいものです。
いきなり、あれも、これもとお薦めする事はございませんので、ご安心下さい。

それでは、お気に入りを探されてみて下さい。


 

author:古美術 希, category:食と器, 13:00
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酒器が現在豊富です

写真 3.JPG
熊本県より日本酒が届く前後から店頭に酒器が充実している事に気がつきました。
当店のお客様はこだわりの酒器コレクションを所有される方が多くおられます。
決定的な決断のポイントは「使った時の(手に)馴染み方」ですね。
口当たりもこだわる方が多く、片手で持ち上げた時の重量や納まり具合と、実に確認されるポイントが多くございます。
そのお姿を通りがかりの方が御覧になられると「随分と難しい話をしている雰囲気だったわ。。。」と仰います。
非常に簡単で明確なお話しかしていない事がほとんどです^^;

さて、上の画像は熊本の日本酒の隣に盃を洗うと書いて「盃洗」(はいせん)という道具です。
手前に2つ見えるものが、その盃(お猪口)で、こちらに酒を注がれるのはお分かりかと思います。
その盃を左の盃洗に入れてある水で洗います。
そして盃にまた酒を注ぎます。

要するに書いて字の如く「お酒を呑む盃を洗う為の器」

それが盃洗です。
写真 2.JPG
現在、意識的に集めた訳ではございませんが、盃洗が充実しております。
2枚目画像の下から2段目に陳列されている足付きのものが盃洗です(一番左側の足の無いものも盃洗です)
明治以降は西洋文化が日本に浸透します。
その時に西洋から伝わったものはコンフォートであり、日本では盃洗だった訳ですが、似たような形状をしていても使い方が異なるのが国柄を表しておりますね。
現代では盃洗をコンフォートとしてご使用される方が殆んどだと当店では感じております。

これに氷を砕いたものを入れて、その上に刺身を盛り付けるのも洒落てますし、フルーツの盛り合わせを入れても素敵です。
使い方に決まりがないとお考え頂けましたら、その器の使い道は無限にございます。

茶懐石などの正式な席ではきちんとした使い方が好まれますが、御家庭では皆さま、それぞれ工夫を凝らして楽しまれるのが和骨董の醍醐味かと存じ上げます。

写真 1.JPG
酒器を全て揃えるには、徳利も欠かせません!
徳利は過去、李朝や高麗、安南と海を渡って日本国内にきたものもございました。
最近、入荷のお知らせができなくて申し訳ございません。

現在は画像にあります伊万里の徳利が、まだ数点ご案内可能です。
こちらの徳利は微塵花唐草の印判手です。
くし高台の部分は手書きです。
なかなか定番を抑えた良い出来かと思います。

 

話が反れますが、かつての日本は画像のような陶磁器による徳利を酒屋に持参して、そこに酒を入れてもらい量り売りをする時代がございました。

これも平成っ子には衝撃的な御様子で、たまにお話すると「え!?あ、そっか。自販機なかったもんね」と真顔になります。

昭和の前半まで、そ〜であった事を告げるように今後はして行こうと考えております。

(こういう事を記載するから店主は一体何歳なんだ?と困惑させます。。。御免なさい)

中央の蕎麦猪口はお猪口としてご使用になられる方が多いです。
画像のような小さめの蕎麦猪口をお選びになられると良いかと思います。
蕎麦猪口でも、大きいサイズのものは、向付(むこうづけ)となります。
向付は料理を盛り付ける器ですので、そちらでお酒を召し上がる方は、、、う〜ん。。。どうでしょうか。。。
数名おられますね^^;

そして、右の皿はお酒と共に楽しむ料理を盛り付けてみてはいかがでしょうか?

このように、それぞれ、お気に入りを1つずつ丁寧に探して所有されますと、使うごとに愛着が湧きます。
そして日々ご使用になる事により、数百年もの間、現存するように残されてきた意味が言葉を超えて解るような気がするものです。
こちらは古美術、骨董品を所有された方のほとんどが口にする言葉ですね。

使うとなんとな〜く伝わってくる良さ。
それを感じる事により、更に後世に残したいと思うように切り替わり、それまでは、御自身の手元で大事に大事に「預かる」という感覚が芽生えて、、、ようこそ!古美術品の世界へ♪と、なる訳でございます。

良い出逢いがございましたら、是非、所有されて預かってみてください。

 

author:古美術 希, category:食と器, 16:56
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和菓子と抹茶

写真 4.JPG
先日、常連客のEさんより京都の和菓子を頂戴しました。
ボリュームが。。。凄いです!
菓子フォークに添えてある破片はEさんが最近凝っておられる鎌倉の浜辺で収集された陶片です。

撮影の為に1個拝借致しました。

博物館の研究員の方々も鎌倉の海に訪れては陶片を収集し、当店で時代を鑑定しながらの仕分け作業を行う事もございます。

それらの作業をEさんは個人でスタートされました。

初心者とは思えない仕分けされた袋の数々に研究員も見たら驚かれると思います。

先日は古伊万里の高台付の陶片を持ち込まれた時に研ぎ師の田村さんも居合わせたのですが、田村さんも驚いておられました。
写真 3.JPG

さて、話は和菓子と抹茶に戻ります。


折角なので抹茶を淹れてみました。
画像の道具は全て昭和〜平成です。

*漆器銘々皿←クリックで商品ページが開きます(現代和雑貨希のぞむ)

*三島抹茶碗←クリックで商品ページが開きます(現代和雑貨希のぞむ)

*紫檀菓子フォーク←クリックで商品ページが開きます(現代和雑貨希のぞむ)

下に敷いてある緑色の有難い書入は、抹茶碗を御購入の方へ先着1名様へ差し上げます。
1枚しかございませんので「コラムを見たよ!」と仰って下さい。
おまけです。
写真 5-1.JPG
三島の独特な味わいのある肌に抹茶が良く映えます。

新緑の季節。

お気に入りの器で抹茶を一服、いかがでしょうか?
御家庭で最低限の茶道具を揃えられる時には、是非、御来店下さい。
時代物から現代のものまで取り揃えております。

又、お茶の教室に通われておられる方は勿論ですが、これから始めようとお考え中の方や、大まかに道具一式とはどのようなものを揃えたら良いのか?と御思案中の方は御相談下さい。

全国各地で茶会が開かれる時季となりました。
季節の道具をお探しの先生方は、その茶会に向けて、約3〜4ヶ月前から道具を探しにいらして頂いております。

茶会が行われるギリギリに駆け込まれる場合は予め御電話で御相談下さい。
季節に合わせたお道具をご提案できますよう務めさせて頂きます。

*現在、茶筅、茶杓の販売は終了しました。建水、水差も現在完売中です。御了承願います。

author:古美術 希, category:食と器, 16:10
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連休中盤戦

写真 2.JPG
「連休乗り切ってね!」と差し入れを頂戴しました。
しかも、ダンボールにびっくり山盛り!!
写真がありませんが筍も頂戴しております。
応援、有難うございます。
毎日、美味しくいただいております。

なんとか連休中盤まで来ました。

前々から商品に目をつけておられた若夫婦がご来店された時のお話を記念に。。。

御主人が商品を見つけるなり
「ようやくゲットした」
とニヤニヤされていたので
「お会計済ませてから、その決め台詞をもう一度」
と店主の私が笑うと、隣にいた奥さんが
「そーよ!失礼よ!売ってくれないかもしれないじゃない!
というやり取りが続き、もちろん、最終的には御購入頂きましたが、奥さんの放った言葉が
「お金を出せば売ってもらえると思うなよ」
と言った横顔がキマリ過ぎていて眩しかったです。。。迫力と申しますかたらーっ
これには私も驚きましたが、そうですよね拍手
立派なお方ですリボン

密かに奥さんとはメル友の店主ニコニコ
ご自宅に戻られてからも御主人のニヤニヤが気持ちわるいとメールを頂戴しましたたらーっ
どうぞ末長くお手元でニヤニヤと愛でてください。
宜しくお願い致します。

昨日は昼から豪雨との予報でしたので、午前中少しサボって来ました。
と、申しましても目の前の喫茶店にて

ここから店番しておりました。
現在、断りもなく写真撮影を禁じておりますが、結構、相変わらず、、、通行人の方々「外出中」の貼り紙を確認した上で、バシバシと写真撮りまくってましたね。
雷の予報が出ていたので、私の雷は鎮めましたが、何卒、無断撮影はご遠慮願います。

日付変わって本日は晴天。

本日も変わらず営業中です。
朝一番にご来店頂き有難うございました。
気に入って頂けましたら幸いです。

明日からの旗日連休。
おそらく、明日こそ混雑が見込まれます。
お手柔らかなご来店お待ち申し上げます。

明日は水曜日ですが営業します。
代休として5月9〜12日まで臨時休業します。


8日ですが、一時的に店内貸切商談も予定しております。
こちら、もしご足労頂きましたら申し訳ありませんので、8日(月)は昼頃は商談中だな〜と予定して下さい。

色々、こちらのスケジュール提示にご都合を合わせて頂きまして恐縮ですが、宜しくお願い申し上げます。
 

author:古美術 希, category:食と器, 14:32
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伊万里を代表する紋様に蕗の煮付け

写真 5.JPG
先日、顧客のTさんの御家庭料理を御裾分け頂きました。
Tさんの作る蕗の煮付けは素材の味が引き立つ調度良い塩梅が私好みで、毎年、季節の移り変わりをもお届け頂き、有り難く御馳走になっております。

蕗は、
大きな鉢に盛り付けても良し。
料理屋さんのように1本ずつ丁寧に並べて積み上げるように盛り付けても良し。

今年は現在店頭に陳列している伊万里の代表格である紋様が揃い組でありましたので、そちらで御案内させて頂きます。
ここからは器のお話になります。

染付とは藍色一色のみで描かれているものを称するのは収集家の方々は既に御存知かと思いますが、また少し初心に付き合い下さい。
伊万里焼と有田焼はどのように違うのですか?との御質問を古美術、骨董初心者の方は必ず仰います。
不思議に思われると思いますが、伊万里と有田は同じです。
呼び方が時代で変わるのですが、こちらの伊万里、有田は共に江戸時代に入ってから現代に至まで佐賀県で作られております。

江戸時代、主にヨーロッパに向けて磁器を輸出するようになり、その時に「伊万里港」から出荷していたことから伊万里焼と称するようになり、明治時代に入ると、全国的にやきものが作られている産地名で称することが一般的となった為、明治以降は有田焼と称し、現代も有田焼として現代物を販売される場所では札には「有田」と刻印されております。

古美術の世界では江戸時代に作られた有田焼は時代を明確にすることから伊万里と称しているのと共に、現代のものと区別を付ける意味合い、そして、その時代の陶工に敬意を示すように…そのように称しているのではないかと、これは私の考えであります。

伊万里と云えば、画像の藍色と、もう一つ、朱色が特徴のやきものです。

この藍色だけで紋様や風景、動物、人物を描いているものを統一して染付と呼びます。

その中でも様々な紋様があり、今回、画像にあげているのは上が蛸唐草紋様。下が微塵花唐草紋様。
どちらも伊万里染付の中では代表する紋様であり、これらも絵師により上手なものや描き慣れていないような出来のものもございます。

今回は更に時代をわかりやすく藍色の色調が異なるものを御紹介します。

上が江戸の幕末期。
下が江戸の後期。
共に「伊万里」とします。

これより古いものは当店では
1700年代が古伊万里
1800年代が初期伊万里
と、時代で呼び方を分けて御案内しております。
(店頭では西暦で商品ごとに区分けして御案内しております/御来店時に御確認下さい)

最近では全て古伊万里、古伊万里と案内されていることも多く、この初期から幕末にかけての時代を明確に判断するにはお客様の眼がどこまで見抜けるか?にかかっていることも残念ながら記載させて頂きます。
当店ではできる限り明確にして御案内させて頂いております。

わかりやすく申し上げましたら、上の画像は紋様だけでなく藍色の「違い」にも注目して頂きたくアップしました。

藍色を呉須(ゴス)を称します。
これは絵付をする時の青い藍色と書いて青藍(セイラン)という顔料を称するのですが、これを呉須と以下、統一します。

写真 1.JPG
*伊万里染付蛸唐草紋様蕎麦猪口6客←クリックで商品ページが開きます(古美術希のぞみ)


こちらは江戸の幕末期に作られた蕎麦猪口です。
呉須の色がコバルトブルーの鮮やかな色彩が特徴です。

蛸唐草紋様とは、このように曲線が全面を埋め尽くすように描かれ蛸の足のようにも見受けられることから称されるようになりました。時代は古伊万里から見られるようになり、江戸の中期頃から現代まで紋様として受け継がれております。

しかし、そもそもは?
こちらも仏教の伝来と共に伝わってきた忍冬(にんどう)唐草紋様が基となっており、蔓のしなやかな曲線が伸びやかに描かれている紋様を称します。

(唐草紋様の歴史はエジプト→ギリシャ→インド→中国→日本に伝来したとされております)

日本に伝わったとされる時代は飛鳥時代に中国より伝来し、その当時の唐草紋様は蔓に葉が添えられて描かれる唐草紋様でしたが、江戸時代中期に入ると、画像で紹介している蛸唐草紋様として伊万里の人気が広がります。

又、日本人の食卓に蛸は高級食材とされており、こちらも紋様を「蛸」唐草と称することへ、なんら躊躇いもなく、むしろ粋な表現として広がったかと想像出来ます。

江戸当時の食生活から見て取れるものは色々ありますね。

 

ついでとなりますが、蕎麦も当時は主に寺で保管する保存食として江戸(東京)を中心に全国に広がったとされております。

写真 2.JPG

*伊万里染付微塵花唐草紋様←クリックで商品ページが開きます(古美術希のぞみ)

 

続きまして、微塵花唐草紋様。

こちらも伊万里を代表する紋様の一つです。

「花」とは、藍色がまとまって見える所が小花を描いており、唐草紋様の変形版とも言える折り重なるように描かれた曲線が密集している所へアクセントとして小花が散りばめられております。

印象としては他の紋様よりも柔らかい雰囲気があり、画面全体を埋め尽くす筆の跡は絵付師の丹念な仕事ぶりが伺え有り難くも感じます。

 

こちらは先ほどよりも呉須の色彩が薄いと感じられるかと思います。

渋いとか薄い、優しい、など、個々人の言葉の表現により印象が異なるので、このお話はなるべく店頭でのみさせて頂いておりますが、言葉のニュアンスを汲み取り御拝読願います。

 

呉須の色彩から先ほどのものよりも、時代が古くなることがわかります。

このような呉須の色調は約江戸の後期まで用いられておりました。

勿論、古美術、骨董品には番外編も存在するので断定するのには至りませんが、王道として御案内します。

時代をみる基準は呉須の色調にもポイントがございまして、このように薄く柔らかく、もう少し加えますと肌の色がほんのり青みがかっているもの程、時代が古くなります。

 

見慣れてきますと、パッと見た雰囲気で時代を読み解くことが可能になりますので、数多くの古美術、骨董品をご覧になられることをお勧め致します。

 

その他にも高台の作りや全体の形状にも時代ごとの特徴があります。

しかし、どうも、ここをお話しますと頭が混乱されるので、まずは色味から覚えることを当店ではお勧めしておりますが、形状から入りたい場合は店頭でお声がけ下さい。

無傷で完全な原型を留めているものが店頭にあり、又、時代ごとに並べてお話できる場合もございます。

 

印判は?と最近、よく聞かれますが、印判も江戸の後期〜幕末頃から存在します。

しかし大半は明治以降です。

江戸時代の印判こそ、少々番外編としてご紹介しておりますが、現在、店頭にございます。

ご興味ございましたらご来店下さい。

こちらで、これが番外編です!とアップしてしまいますと、上記の文章が吹っ飛んでしまいますので、上記の内容がまずは定番として記憶して頂けましたら幸いです。

 

コレクター歴が長くなりますと、珍品とされるものをお探しになります。

初心者では理解できない番外編をいきなり所有されるのも有りですが、まずは、定番を押さえ、その先のご自身の好みを探る方が賢明かと存じます。

 

江戸時代の伊万里と申しましても初期伊万里〜古伊万里〜伊万里〜印判と百年ずつの違いがございます。

時代が古くなればなる程、それなりの価格になりますし、伊万里だけでなく、他のやきものに目を向けた時に、今度は伊万里で培った知識が通用しないものも正直ございます。

 

当店ではお客様の好みに寄り添う形でご紹介させて頂きますので、どれが良いですか?の御質問に応えられるのは何度か御来店されて御決断されたものが有り、それらをご納得されて所有されておられる方のみお応え出来る質問です。

 

しかし、きっと御自身と好みが似ている方は歴史を振り返るとおられます。

その好みが似ている方が良し!として残したものが目の前に現れた時が御決断の時だと思います。

 

そういう意味では善い方の元に納まり、更に受け継がれて行かれる心がある方を探すのが我々古美術商の仕事とも云えます。

 

古美術、骨董品の揃い組は大事にされてきた証でも有ります。

是非是非、ご検討下さい。

 

*染付唐草紋様←こちらも一緒に御拝読頂けましたら幸いです(古美術希ホームページが開きます)

author:古美術 希, category:食と器, 13:52
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野菜せんべい/京より
京都と言えば、京野菜が有名です。
これは野菜の調理方法が天台、真言の禅宗の僧侶達によって発達、発展したとございます。
写真 1.JPG
京野菜で作られたせんべいとのことです。
木の芽、ごぼう、蓮根と3種類が1組になっておりました。
お茶うけせんべいと同封されている説明書きにございます。
写真 2.JPG
お茶は緑茶を江戸期に作られた伊万里の煎茶碗に淹れました。

*古伊万里猪口←クリックで商品ベージが開きます(古美術希)

古伊万里と記載したのは桐箱に「古伊万里」とございましたので、そのまま記載させて頂いておりますが、それより時代が古いものと思われます。
呉須の色合いと構図の取り方などを御覧下さい。
残念ながら共箱は10客入ですが現存は5客です。

残りの空いたスペースにはお手持ちの猪口、煎茶碗を納めて下さい。

菓子をのせた漆器は昭和物です。

*漆器 銘々皿5枚組←クリックで商品ページが開きます(現代和雑貨希)

料理を盛り付けたり色々と使える黒塗りです。
扱いやすい足もついております。
背景が黒になりますので、中央にのせる食材が引き立ちます。

歴史ある京都からの和菓子の贈り物をたくさん頂戴しまして有難うございました。

こちら鎌倉は桜の枝に青葉が芽吹く季節となりました。
気候も穏やかで過ごしやすい季節到来。

寺院巡りの帰りにでもお気に入りを探しにお立ち寄りくださいませ。

ホームページで見るよりも実物を御覧頂きますと「手に取った方が良さが伝わりますね」と仰って頂けます。
商品の御購入を迷われておりましたら、一度、御来店頂き実物を眼にご検討下さいませ。

言葉で伝えるよりも確実に良さを御理解頂けるかと思います。
author:古美術 希, category:食と器, 13:13
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水戸納豆
写真 1.JPG
本格的な藁に包まれた藁納豆を頂戴しました。
本場、水戸より。
パックの納豆に慣れている近代では、なかなか入手困難な食材となりましたが、納豆の歴史は弥生時代から伝わるとされております。
偶然の産物とは、正にこの納豆も匹敵すると思います。
偶然蒸した大豆が床に引かれた藁に付着し発酵が始まったとか。。。そのような話を以前、耳にしたことがございます。
このネバネバと発酵した大豆を初めて食したツワモノに敬意を示しますね。
写真 2.JPG
藁納豆は臭くないの?と思われると思いますが、出来たては全く臭いません。
藁が匂いを吸収しているそうです。
パックの納豆よりも大豆本来の味と強度(硬さ)があります。
食通の魯山人の何回かき混ぜれば納豆は美味しくなるか?との話も同時に思い出します。
実際、味の好みは個人差があるので何回混ぜようと、発酵から何日目に食そうとも個々の自由だと思います。
写真 3.JPG
さて、こちら江戸の幕末期に作られた伊万里向付に納豆を移しました。
この手間が現代社会ではパックの方が藁納豆よりも勝ると感じますが、藁納豆の味が好みの方には手間など問題はないと思います。

写真 4.JPG
戦国時代に入ると食物が不足する事態を招きます。
その時に蒸した大豆を藁に包み戦場に農民が納豆を差し入れする訳ですが、きっと戦国時代の武士の栄養価を支えた食材だったと思われます。

*伊万里赤絵向付5客←クリックすると商品ページが開きます(古美術希のぞみ)
現状10客ございます。5客ずつの価格です。
写真 5.JPG
納豆と言えば水戸。
水戸の歴史にも触れようかと思いましたが、実際に訪れてみるのも面白いと思います。
私が高校時代に水戸から東京に進学してきた同級生がおりまして、夏休みは彼女の実家にお世話になりました。
その時の記憶が水戸駅に設置された水戸黄門様、徳川光圀公の像が印象的です。
そして何よりも水戸の方言に話の内容そっちのけで聞き入りました。
イントネーションと最後の語尾に付く「ぺ」
道を尋ねると「みぃ〜ぎ行って〜ま〜っすぐ行って〜、そこだっぺ?」

また水戸にもお邪魔したいと常々思います。

納豆、ありがとうございました。
author:古美術 希, category:食と器, 11:30
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八つ橋

写真 3.JPG
寝起き一番に京都より桜の写真を受信。
そしてテレビをつけると京都上空。
店には「京都帰りで…」とEさん御来店。
お土産に八つ橋頂戴しました。
お気遣い有難うございます。
今回の旅に立ち寄られた美術館のチラシを頂戴しました。
タイトル「お弁当箱」→今や海外でも通用する単語「BENTO」
様々な時代の弁当箱が展示されていたとの事で大興奮でした。
*八幡市立松花堂美術館で5/7まで(これは内容拝見させて頂きましたが必見です)
写真 4.JPG

さて、京都づくしの幕開け。
京都から、わざわざ鎌倉へお持ち帰り頂いた八つ橋。
本日は現代物と組み合わせてご紹介させて頂きます。

*津軽唐塗盆←クリックで商品ページが開きます(現代和雑貨希のぞむ)

八つ橋に青森県の津軽塗。
この唐塗は江戸中期に唐から日本国内へ伝わる唐物をヒントに日本文化工芸品として今も尚、作られております。
何度も塗り重ね、研ぎ出しを繰り返す工程を経て幾何学文様が浮かび上がるように不思議な光沢を放ちます。
金彩が用いられておりますので控えめな豪華さを感じます。

そしてお茶を淹れているのは
*伊万里赤絵向付←クリックで商品ページが開きます(古美術希のぞみ)

向付を湯呑みとして代用されるのも当店では当たり前に行っております。
本来は料理を盛り付ける器です。
しかし、このように日常頻繁にお使い頂けるように代用をご紹介しております。
ご了承願います。
こちらの赤絵は覗き窓に小鳥が羽ばたく可愛らしい絵柄が添えられております。
伊万里の代表的な朱色と藍色が上手に組み合わさった作風が飽きのこない逸品です。
生涯、御愛用頂ける押さえておきたい揃い組です。

写真 2.JPG
八つ橋の肌に漆器はとても良く合います。
京都の漆器と言えば「象彦」ですが、本日は敢えて津軽塗にて御紹介させて頂きました。

現代和雑貨希(のぞむ)では、他にも昭和のアンティークとなった漆器や硝子、抹茶碗なども御案内中です。
昭和の大量生産品の中でも、日常使い続けることができる良い作風のものも現存しております。

一部は作家物を含みます。
結婚式の引き出物などを鑑定依頼される方がおりますが、そのようなものはリサイクルショップにお持ち込み下さい。
当店は古美術品として価値のある時代ものを優先して仕入れを行っております。
昭和アンティークで御紹介しているものは長く使い所有する事で味わいの出てくるものを御紹介しております。
価格をご覧になり、その有無を御理解下さいませ。

写真 1.JPG
八つ橋の歴史に触れようかと思いましたが、それは京都の方々のお仕事のように感じましたので、本日は写真にて御紹介させて頂きました。
お土産で頂戴して、まず喜ばれる八つ橋。
この長い歴史も非常に魅力を感じます。


最後に大人数の場合は長角盆など如何でしょうか?

*若狭塗多用盆←クリックで商品ページが開きます(現代和雑貨希のぞむ)

若狭塗は福井県が有名です。
こちらも磨ぎ出しの工程を幾度となく行い自然にできた文様は同じものが存在しません。
全て1点物として捉え、所有者の元で艶や質感を育てる漆器です。
手入れ方法は難しくお考えにならずとも、表面は平ですのでぬるま湯で濯ぐ程度に洗い、乾いた柔らかい布で拭き取るぐらいです。
漆器の取り扱いは想像以上に難しくありません。

生涯使える漆器をお探しになられてみて下さい。


北鎌倉より、八つ橋でしたonpu03

author:古美術 希, category:食と器, 17:56
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桜開花/千菓子/京都より

桜の見頃を迎えた鎌倉より。
京都より季節の菓子が届きました。
桜がモチーフの抹茶碗と共にご紹介させて頂きます。
写真 2.JPG
こちら梅肉を挟んだ千菓子です。
ふんわり柔らかい食感に梅肉の酸っぱさがアクセントとなり、とても美味しいです。
春は朧月夜に桜とのイメージとございましたので、早速、店内を見渡しますと。。。

写真 1.JPG
ありました。
『夜桜』
抹茶碗を正面から拝見しますと、ちょうど内側に咲く桜の花が見える角度に絵付が施されており、白と淡いピンク色が背景の黒から浮かび上がるよう金彩を混じえて描かれております。
構図の取り方も申し分ない洒落た抹茶碗です。

*黒釉枝重桜茶碗←クリックで商品ページが開きます(現代和雑貨希のぞむ)

桜は日本を代表する花として世界中の方が好まれます。
白い肌に淡いピンク色も可愛らしいですが、こちらの夜桜を粋に演出された抹茶碗も店主お薦めでございます。
昭和物です。1客のみです。
お早めにご検討ください。

 

(抹茶は宇治)



梅肉の酸味と抹茶の渋みで口の中が幸せいっぱいになる組み合わせでした。

もう一つの方は、また時期をみて御紹介させて頂きます。

写真 5.JPG

花見に抹茶と和菓子を御持参されてみてはいかがでしょうか?
野点セットは現在完売となりました。

茶碗、茶杓、棗など茶道具一式、それぞれお気に入りを探しにいらして下さいませ。

 

author:古美術 希, category:食と器, 14:11
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キッシュ

写真 1.JPG
さて、前の渋いコラムから一変しまして。。。
鎌倉の料理屋さんから差し入れです。
小腹が減る時間帯に有難い限りです^^;
料理屋さんがわざわざ他店より購入して持ってきてくれたものです。

花見の時期も、もう来週ぐらいでしょうか?
店頭にある重箱にキッシュを添えてみました。

重箱があると何かと豪華な演出も可能です。
是非、御家庭に一つ、お気に入りを所有してみて下さい。
重箱は時代物の蒔絵が施されている物などが新品で購入するよりも御手頃価格!と云うことで主婦の間では人気です。
幕末から明治ぐらいのものをお選び頂けましたら割とお求めやすい価格が見つかります。
極端に古い時代の重箱ですと花見に持ち運ぶのは少々困惑されるかと思います。
手入れ方法を店主にご確認の上「大丈夫そうだ!」という範疇のものをお選び下さい。
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それぞれを小皿に取り分けてみました。

食材の色に合わせて色絵の小皿を選びましたが如何でしょうか?

小皿が色彩豊かですと食卓も気分も楽しくなるので骨董、古美術初心者の方でしたら、蕎麦猪口も良いですが小皿もお薦め致します。

とにかく使う頻度を考え選ばれるのが初めての買い物には必要なチェックポイントかと思います。

 

では、それぞれご紹介致します。

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まずは


*伊万里赤絵小皿10枚組←クリックで商品ページが開きます(古美術希)

 

幕末期の小皿です。

主にヨーロッパへの輸出が盛んに行われていた時代の伊万里です。

船便にも耐えられるように厚みのあるのが特徴で、割れにくい作りとなっております。

ですので、割とバンバン使える小皿の代表格のような存在です。

絵柄も可愛らしく中央に添える食材も華やかになります。


(10枚ではなく5枚揃いが宜しい方は店頭で御相談下さい)

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次にこちらは渋い色彩が着物のようだと人気の小皿です。

一時期バラ売りをしておりましたが、いよいよ残り僅かとなりましたので、まとめてご案内中です。

 

*伊万里赤絵小皿6枚揃←クリックで商品ページが開きます(古美術希)

 

濃い藍色とグリーンが特徴です。

朱色と黄色が程よく配置されており、全体的に重くならないように構図がシッカリと考えられている小皿です。

とても深い色彩には旬の食材を少量盛り付ける事で新鮮な本来の色が浮き上がります。

時代は明治期で手描きの良さがまだまだ残る時代のものです。

この明治期を栄目に印判の技術も発達して行きますので手描きの貴重な時代の終わり頃と申し上げても過言ではありません。

こちら既に百年以上を経ております。

大正時代がそろそろ百年を迎えますので、お早めにご検討下さい。



写真 5.JPG

 

こちらは海老とブロッコリーの色彩に似合う一見ピンク色に見える小皿です。

時代は幕末期のもので本来は碗から7寸皿まで全て揃いでご案内しておりました。

 

現代社会では全て揃いを所有するには難しいと仰る方が殆どでしたので、お碗や皿をそれぞれ5枚揃にて販売しました。

 

こちらは小皿です。

ピンク色に見える箇所は細い朱色の線により淡い色彩として目に映っております。

絵師の技量が試されるようにそれぞれの器に構図に狂いが生じる事なく完成されております。

 

*伊万里小皿5枚揃←クリックで商品ページが開きます(古美術希)

 

こちら合わせて蓋物のご用意も可能です。

小皿と煮物碗を揃いで所有されますと、まとまりのある食卓になります。

色々と組み合わせることが苦手な方には、このような揃いのものが器によって現存するものを御案内させて頂いております。

急な来客時に、慌てて取っておきの器を奥から出さなくとも、こちらのような赤絵の揃いものを例えば小皿と蓋物を共にお出ししますと、それなりのまとまりが出て、あとは大鉢を中央に配置するだけで様になります。

 

お試しください。

 

それでは、桜開花宣言となりましたら、鎌倉へいらしたついでに、お立ち寄り下さい。

 

最後に*ご注意願います*

店頭で商談中にお電話頂きましても折り返しとなります。

又、観光シーズン中は閉店後の折り返しお電話となります。

できればメールでお問い合わせ願います。

author:古美術 希, category:食と器, 16:58
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