鎌倉 扇ガ谷 日本料理 ふくみ

  • 2019.02.26 Tuesday
  • 15:17

こちら記事、一部『準備中』
新規開店間もない日本料理屋の為、今度、情報追記致して参ります。

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画像クリックで「ふくみ」ホームページが開きます

[こちらの記事は古美術商の目線で御案内申し上げます]


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先代音羽楼より受け継がれた料理と器の数々。

 


現在元葉山一葉二代目による料理は慣れ親しんだ器を活かし長年の常連客と共に思い出の味と化しています。

*画像は葉山 一葉時代のもの

これまで各地を訪れて選び抜いた器を用いた季節の料理が楽しめます。

この度、鎌倉駅裏に新店舗を構え様々な独創的な料理をお披露目開始となりました。


時に古から伝わる器で常連客をもてなしてくださります。


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店主自ら現地に出向き食材を選び抜いて皆様に御提供。
 

相模湾、松輪、走水など神奈川県近郊で採れた食材と拘りの原産地毎の季節毎の食材を組み合わせ訪れた味と出逢えます。

 

生産者の思いもしっかりと見聞きした上で調理する姿勢からは信頼のおける料理人だということを感じられます。

 

海に近い立地もあり魚の鮮度は抜群です。

 

お造りはすぐにいただいた方が良いでしょう。

 

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訪れる季節により料理内容は変わりますが、こちらの焼き胡麻豆腐がお好きな方は多いかと常々感じております。

個人的にとても好きです。

 

食材の特徴を活かし繊細な温度調整を行い、サービス精神旺盛な二代目が「今気になる食材」が追加されていることもありますので、何度訪れても新たな発見を味わえます。

 

美味しさの追求は勿論ですが、調理するまでの食材の在り方と向き合っておられる研究熱心&好奇心旺盛な人柄が料理からも伺えます。興味のある事、疑問点はお帰りの際に質問されると良いと思います。

 

きっと味と共に、その説明内容の行動力に唸ると思われます。

 

 

 


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〒218-0011
神奈川県鎌倉市扇ガ谷1丁目2-29 2階
「鎌倉駅」から徒歩3分
鎌倉駅から249m

お電話でのご予約・お問い合わせ

0467-39-5567


 

 

 

葉山にて先代音羽楼から日本料理一葉を盛り上げてきた二代目。

予てから独立開業のお話を数年に渡りお聞きして参りました。

 

当店の過去記事に時々現れる葉山の料理人からの差し入れは、正に「ふくみ」の店主からのものでございます。

 

当店を初めて訪れた際、まだまだお若い御年齢の割に礼儀正しい姿が印象的な料理人で、今も変わらず爽やかな笑みを浮かべてはたわいもない話や、時に深〜い?お話をされますが、基本、前しか見ておりません。

(後ろがどっちだったか?私自身もわからなくなります‥‥気付くと互いに‥‥え?迷子?)苦笑

 

この「前進あるのみ」の根性は、おそらく先代譲りだと確信は致しております。

 

料理に関しては幅広い視野から興味があるものには邁進される方ですので、上記でも少し触れましたが、新たな食材を探し出してくる行動力には常に驚かされます。

 

一見、無口な料理人のような印象を受けますが、1〜2度とお会いすると真逆の面白い発見がある方です。

 

個人的には愛読書等の興味のある分野を聞いた際、なかなか‥‥なかなか‥‥ホッホ〜!と云うニュアンスを含めておきますが、好みのジャンルが御年齢にマッチした「今を生きる」を持続されてこられたのがわかり安心します。

 

遠回しに申し上げておりますが、その時代毎の情報収集をされるアンテナは見事かと感じております。

 

きっと、それらが料理にも反映されて行くのであろうと期待が膨らむ若き料理人の存在です。

 

多方面からのお引き立てもあり今後が楽しみな二代目によります新規開業。

 

共に働くふくみ店主よりも若い従業員が‥‥私の個人的な意見ですが純粋で素朴でいい〜味わいを秘めた弟的な存在として店主を支えては、時に甘えているやり取りが見所かもしれません。

 

お人柄に触れるに辺り、先代と女将の存在は大きく、今後も葉山から受け継いだ味と人情を鎌倉でも発揮されることを願います。

 

 

 

後日、御紹介文の修正&更新させて頂きます。

 

まずは御開店おめでとうございます。

 

 

 

 

 

 

 

 

お料理屋さんを御紹介するに至るまで

  • 2018.06.26 Tuesday
  • 16:55

はじめに


この度、御紹介させて頂く運びとなりました店主方に厚く御礼申し上げます。

又、当店をご贔屓頂いております皆様方へ御礼申し上げます。

以下、ご紹介に至るまでの経緯を簡単ではございますが御拝読の程、宜しくお願い申し上げます。

 



古美術商として、飲食店の御案内を申し上げる事を責任と捉えております。

 

これまで『他店舗へ御迷惑をお掛けするようなことがあってはならない』との考え一つにより御案内ページは設けておりませんでした。

しかし、今回ご紹介に至った理由として長年御来店頂いた方々の念願の独立開業を飲食業に限らず頻繁に耳にするようになりました。

実力があってこそのお話になりますが、店や、その方々の生み出す作品の存在を把握してもらうには・・・これは独立当初であれば一度は考えます。

認知度により継続・持続は異なる結果を齎す事も経験上理解できる上で、店舗名或いは個人名だけが先走りすることを好まない経営、独りよがりにならず真に誠実に「仕事」を行いたい方、言い方を変えますと、有名になりたい等の願望とは異なり、良い仕事になるよう務める方、この極めて繊細な志を長い年月を通じて共感した方々、所謂、本物志向である方々の御紹介を許されるのであれば当店から申し上げたいと云う考えに至りました。

当店に関わる研師・修復師を始め、歴史の裏方である事を個々人が認識しており、それが互いの共通認識の上で関係を保ち、それぞれの仕事をして参りました。

メディアによる露出ではなく、地道な作業を仕事として生きる人が現実におります。
揺るぎない思想の元、好きだからこそ継続が可能な仕事を自らの意識と行動により可能にしている者。
第三者による力を必要とする前に己の仕事に向き合い精進する姿勢こそが良い行いや作品に繋がると考えている人がおります。

そういった方々はプロデューサー業が苦手であるのは、どの業界も同じであり、又、プロデュースする側の捉え方次第では異なる道に邁進する結果となる事。

どの業種でも同じですが「やってみないと解らないものだね」の一言を漏らしに訪れる方々。

話が大きくなりましたが、純粋に良い仕事をされておられ、現に大勢の方々に感動を与えておられる方々の作品に触れて頂きたい、その部分(考え)からの御紹介となります。

古美術商=道具屋として、色々な詮索をされる方もおられるかと思いますが、純粋な気持ちで、この度は古の器本来の姿を蘇らせる器の選び方から使い方まで達人であると自信を持って御紹介可能な方々の御案内です。

 

「オススメのお料理屋さんありますか?」とのお声掛けには、応じてきた時期と、他店を考慮し、応じなかった期間も正直ございます。

「美味しいお店ありますか?」には、全国各地でお応えできる個人的な繋がりもございます。

 

しかし、全ての店舗を御紹介するに至らない理由として、当店の軸となる古美術品を考慮し、美味しくて、更に、古の器を標準に致しました。

 

そして、何よりも、今回、御紹介させて頂いた店主の人間性と縦と横の繋がりを重視致しました。

(縦と横のつながりに関しましては、そのうちお話させていただく事もあるかと思います)

それぞれの店舗には訪れる度に学びとなる事があるかと思います。

予約制の店舗に関しましては、キャンセルは絶対にしないようにお願い申し上げます。
客人を招く瞬間まで準備を整える時間が想像以上に費やされているのが料理の世界です。
古美術品を愛でる方であれば「拝見します」の一言から始まるように、料理に対しての「いただきます」の姿勢も考え深い時間をご用意されておられます。

一度、訪れて頂けましたら今回の御案内の真髄をご理解頂ける自信がございます。

長くなりましたが、詳細な御説明が必要な場合は当店へお問い合わせ下さい。
ご納得、ご理解頂けるお応えが出来るかは不明ですが、ご紹介に至るまでの経緯に御質問や疑問点等ございましたらお声掛け下さい。


各店舗への御来店予約や問い合わせは直接店舗へ御連絡下さい。

今後共、飲食業に限らず御紹介可能な範囲で御案内申し上げて参りたいと考えを改めましたので、末長く宜しくお願い申し上げます。      古美術 希 店主

東京 目黒区 学芸大学駅前 やっ古

  • 2018.06.24 Sunday
  • 17:51

*画像クリックでGoogleマップが開きます

 

[こちらの記事は古美術商の目線で御案内申し上げます]

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小鉢から平皿に到る全ての器を長年蒐集されております。

 

やっ古で出逢える器の中には1700年代のものも・・・。

 

古から受け継がれてきた器と現代の器を調和させて蕎麦を中心に様々な料理が楽しめます。

 

色彩感覚が優れているやっ古店主は繊細な料理を包み込むような器を好まれ、必ず、客人をもてなす前提で器を選び、盛り付ける料理も1品ではなく、何種類か想像して御決断されます。

 

時代物が古臭くならない理由は店主の食材を活かした色の添え方に工夫が見受けられます。

味・・・各方面から既に高い評価とお墨付きを私も耳にします。

 

兼ねてから店を持ったら・・・と御自身の理想を胸に抱きしめ、蕎麦だけでなく料理の修行も熱心に行ってきた店主。

 

訪れた方が必ず言葉にする「美味しかった」

 

全てが込められた料理人が耳にして一番嬉しい感想が殆ど。

 

料理人からも高評価なのが、江戸前玉子焼き。

 

どれも包み込まれるような優しさを味わえます。



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学芸大学駅周辺です。

 

〒152-0004

東京都目黒区鷹番3-4-13-107

 

電話 03-4291-1012

 

営業時間

[火〜土]17:00〜22:00

 

[日]12:00〜16:00

 

月曜定休

 

*売り切れ仕舞い

 


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やっ古の店主、西田さんが先日も訪れてくれました。

西田さんが鎌倉で料理を学ぶ為に料理屋さんで働いていた頃、仕事帰りにふらりと立ち寄られたのが出逢いとなり、初めは互いによそよそしいのは仕方がありませんが、そのうちに同じ歳であることが解り、急激に意気投合した記憶がございます。

器が心からお好きな方で、将来お店をやりたいと常々語っていた可憐な女性は、それから10年以上経ちまして、念願の蕎麦屋を開業しました。

開業前は当店を訪れるとコツコツ・・・本当にコツコツと言う言葉が似合うのですが、器を両手で包むように持ち上げて「あ〜、これには何が合うかな〜?♪」と、料理を想像しては「いやー・・・ダメだ!また欲しくなっちゃった」と、この繰り返しが数年間繰り広げられており、時には志同じく掲げる御友人と共に御来店されて「ねー!やっぱりいいよね〜・・・どうしよう・・・か、買い、買いまーす」と御決断されてからは蔓延の笑みで店内で色々なお話をしてきました。

料理が好き、そして器も好き・・・そんな料理好きが多い中でも、時代物が好き、何百年前の物が残っているなんて・・・と感動する想像力があり、更に、それを御自身で使用するのではなく、他者をもてなす場合を想定して目の前の器と向き合う・・・この方は、もしかすると・・・もしかするな・・・と、よく感じておりました。御本人には照れ臭くて言えませんが、口だけの夢語りが多い中、実に地道に確実に努力を重ねてきたお姿に料理に対しての真剣さを私は知っております。
 

京都 そばがき 蕎麦 十五

  • 2018.06.24 Sunday
  • 17:07


*画像クリックでGoogleマップが開きます


[こちらの記事は古美術商の目線で御案内申し上げます]

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伊万里染付に徹しております。

 

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蕎麦を盛る皿は伊万里染付印判手に徹した姿勢を一度も揺るがす事なく蒐集したコレクション。

 

その数と姿勢には驚かされます。

 

 

蕎麦猪口の蒐集に至っては、もはや関西1〜2ではないでしょうか。

 

薬味を添える小皿も全て伊万里の染付で統一しております。

 

印判は明治頃から生産されたモダンな柄が多くしっかりとした作りが特徴です。

 

手描の伊万里・古伊万里も数多く蒐集されておられる蕎麦 十五では、訪れるたびに絵柄が異なる器に巡り会えます。

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そして、こちらは「そばがき」用に準備した器。

漆器の椀と小皿も時代物です。

 

 




兎にも角にも・・・こだわりの数をあげたらキリがございません!

訪れた方が驚かれるのは「本気で蕎麦しかない」です。

蕎麦に対する情熱は熱く・・・蕎麦の実を農家さんから直接仕入れ、製粉からお客様の前に蕎麦として登場するまで、全て店主1人で行う行程は、まず、誰も真似できないでしょう。

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私は蕎麦粉の配分量まで相談された事がありますが、古美術商の為、全く理解できません・・・。

蕎麦に関しては、どこの店でも必ず見かける「蕎麦のあれこれ」を饒舌に語る自称食リポーター・・・きっと、歯が立たないとは、この事だ・・・と、食べれば解ります。

(麺が硬いと云う意味合いではございませんよ^^;お話にならない程の出来栄えとの意味)

口の中に入れた瞬間に蕎麦本来の香りと風味が広がり香り豊かな十割蕎麦。

製粉の段階で分量や配分を調整し、麺の太さに到るまで、理想の蕎麦を追求してできた究極の蕎麦。

店内を見渡してみて下さい。

製粉機から器まで、道具という道具は日本各地を飛び回り集めた選りすぐりのものばかりです。

麺の角が、ど〜だこ〜だ等の話をするのもバカらしく成るはずです。

十五を訪れたましたら、茶室で一服を待つかの如く、注文して待ちましょう。

ここからが本番です。

なぜなら・・・

『注文を受けてから蕎麦を打つ』

この徹したスタイルは、どれだけ混雑しようと、やり抜く気合いがございます。

 

凄いです&熱いです。情熱です。

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その間、何してればいいかな〜?と、御主人の麺を打つ姿を海外の方はスタンディングオベーションで拍手喝采の嵐の中、御覧になられている場面もあるようですが、日本人として・・・はしゃげない・・・そんなに見つめていいのかしら?等のシャイな方は、茶釜に沸かしてある白湯をお召し上がり下さい。



人間国宝 高橋敬典作 茶釜

かなり評判が良いと耳にします。
それもそのはず、当時のままの状態で鉄味も艶やかな茶釜の湯は、水をまろやかに沸かす鉄釜の中でも究極の鉄を用いて作られており、その姿形からも見受けられるように品格のある舌触りの良い湯に仕上げてくれております。

先日、追加で棗釜(筒)を鎌倉より送りましたので、時季が訪れたら御披露目されます。


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そして「そばがき」を御注文される方が多いと聞きます。

珍しさから注文されていると思いますが、一度食せば再々訪問される事でしょう。

蕎麦の実を、これ程ダイレクトに食す場所は、おそらく、日本中探しても・・・十五の御主人の処でしか味わえません。

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さて、蕎麦が登場しました!

混雑具合にもよりますが、そんなに時間はかかりません。
 

 



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哲学の道の入り口付近です

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〒606-8351
京都府京都市 左京区浄土寺上南田町71-6

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1階カウンター席

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春は桜並木が楽しめます。


*2019.4.13 画像追加 店内から見た桜


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上記こだわりようを知れば、その殆どがお人柄です。

ぶれません。

一度決めたら、その道まっしぐら!

時々「武士か?戦か?戦国か?」と内心思っておりますが、割と砕けたところもございます。

十五 店主石橋氏と言えば、イコール『蕎麦』

開業される前から日本列島右往左往、時には海外にまで飛んでは日本で最高の蕎麦屋をやるんだ!と・・・その念願とこだわりが詰まった聖地(店舗)

建築のお話は訪れた際に店が混雑していないようでしたら店主に聞いてみて下さい。

石橋氏は当店にふらりと立ち寄った時に蕎麦猪口の棚を熱心にご覧になられていたので「ん?お蕎麦屋さんですか?」とお声掛けした時に

「え?蕎麦屋に見えますか?」

と、あの一瞬の喜びに満ちたコンマ何秒の表情の変化が印象に残り(又、内心、え?違うんかーい!と思った瞬間)そこから蕎麦猪口蒐集の際にはお立ち寄り頂いて・・・今に至ります。

関東からも、わざわざ訪れる常連様も既におられる、隠れた名店。

隠れているつもりはないのですが、もう、密かに人気の火は灯っております。

京都に行かれた際には是非。
 

鎌倉 稲村ガ崎 日本料理 虹

  • 2018.06.24 Sunday
  • 15:14

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*画像クリックで虹公式ホームページが開きます


[こちらの記事は古美術商の目線で御案内申し上げます]

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虹さんを訪れた際、道具屋の立場として、最も印象的だったのが『朱色』の表現が実に見事であったことがあげられます。

日本を表現するに相応しい色彩が存在し、それは日本古来から伝わる伝統の色ともいえます。


虹さんが選び抜かれた漆器への情熱は料理が盛り付けられた瞬間に発揮されていると申し上げても過言ではございません。

様々な朱塗を用いた料理を目にして参りましたが、特に塗物の扱いと器本来のあるべき姿を導く達人ですね。

しかし、漆器だけにとどまらない器を最大限に活かした表現力は他の料理全てにも通じております。

さりげなく運ばれてくる時代物の器。

食材の盛付は勿論、器と食材の極自然な在り方。

料理の基本「美味しそう」目から入る情報が洗礼されてます。

こちらは伊万里赤絵で幕末から明治期頃の器です。

伊万里を代表する朱色と藍色が見事に食材を讃えております。


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運ばれてくる料理全てが漢字の通りに美しく、味も美しい・・・美味しいです。

そして何よりも優しい。

癒しを味で表現したら、きっと虹さんの作る料理から言葉の意味を捉えられることでしょう。



その時季の旬の食材を用いることへの深い拘りと愛情を感じます。

とても繊細な味わいを追求された結果が料理という作品として楽しめます。


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鎌倉の海側・稲村ガ崎です。


〒248-0024
神奈川県鎌倉市稲村ガ崎5-30-14
電話 080-6651-8912

予約制

詳細は虹公式ホームページを御覧下さい。

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虹のご主人、蕗谷氏は、問答無用で『料理人道』を邁進されておられる方です。

 

角度を変えますと・・・鎌倉のお坊さんにも見えるかな?

 

少し言葉を交わせば筋金入りの料理人であることが自然と伝わる基本中の基本に基づいた、『基』の字を背負うような真面目な姿勢が心地よく、失礼を承知で記載させて頂きますが、安心する存在です。

 

安心・・・穏やかであり常に律している姿勢は才能ですね。

 

当店を訪れる際は奥様と共に御来店頂いております。

 

お二方の息の合ったやり取りから生まれる料理なのだな、と感じる方も多いかと思います。

 

御夫妻に似合う言葉は、心底・・・『優しい』ですね。

 

穏やかな笑顔の奥には客人を真剣にもてなす心の準備が整っており、日本料理 虹を訪れた方は最高に優しく穏やかな時間と空間に包まれます。

 

料理へのこだわりは勿論、お人柄が料理から伝わる正真正銘の料理人。

 

美の才能の理由・・・以下、おまけ情報として読み流して下さい。
 

 

 

店主が密かに感動している虹さんの存在

長い前置きになります。

20代の頃(現在の古美術商を構える前)絵画の売買を行う仕事、所謂、画商勤務をしていた頃に遡ります。

記憶が定かでは無いのですが、長野県に出張をしていた頃だと思います(東山魁夷館へ訪れた時の記憶の為、長野県と断定)

頼まれた美術品の資料を郵送する為に郵便局を訪ねた際、衝撃が走った切手がございました。

 


小さな世界観ではありましたが、その美しさに魅了され、即座に切手を購入し、当時使用していた革の手帳に挟み常に持ち歩いておりました。

数年間は同じ手帳を使用していた事から、その切手を目にすることは日常となり、いつ見ても新鮮な美しさを感じる切手・・・と云えど、不思議な絵画作品でした。

画面中央に納まる構図を用いており、それでいて迫力と申す程の威圧感は無く、とても控えめであり、静寂であろう一瞬を捉えている見事な作品。

背景の色彩には淡い黄色と紫色がグラデーションがかっており、それが人物の品格と幸せに満ち溢れた生きる時間を感じさせる私の中での名作でした。
(花嫁の背景色を単純に赤や桃色で表現せずに高貴な色とされる黄と紫を用いているところが絶妙な感覚です)

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*画像追加2018.10.11

それから十年以上が経過し、手帳こそ持ち歩かなくなりましたが、その切手は引き出しの中に納めてあります。

 

その切手を描いた方の名は「蕗谷虹児

 

蕗谷画伯のお孫さんが鎌倉におられる事は耳にしておりました。

 

あ〜、やはり鎌倉という所は違うな〜・・・と漠然と考えておりました。

実は数回程「その方に会いに行かないか?」と、美容関係者の方々からお声掛け頂いておりました。

 

それでは日時を決めてお邪魔しようかな???と考えていた頃・・・


時々訪れる大変賑やかな女性客の田中さんと数名の方々からお薦められた料理屋の名前を「虹と書いてこうと読む」と記憶しておりました。

言葉を濁しましたが、賑やかと申すよりも声が大きく、騒がしく(笑)どこにいても、その数名の存在(特に田中さん)は感知できる程の活き活き(ハツラツ)としたご婦人方であり、きっと、どこの店を訪れても、あの調子でおられるのだろうと想像しておりました(ここは笑える範囲として記載してます^^;)

*2019.4.12/田中さん御本人より『田中さんにして!』と申し出がございましたので田中さんと追記しました(愛と笑を込めて)

そして、ご婦人方の来店があった事も忘れた頃に御夫婦が訪ねて来ました。

商売柄、料理人が御来店された場合は咄嗟に把握し、改めて料理人であるか訪ねる事が日課であるので、この時も確か「お料理屋さんですか?」と訪ねたかと思います。

すると、一見、北鎌倉では托鉢にみえるお坊さんのような雰囲気の御主人が「そうです!○○さんの紹介でお邪魔しました」とご挨拶をされた時に、あの賑やか&愉快な方ですね!と返すと笑いがこみ上げてきて「ここでもそうですか〜!」と、紹介者のお名前だけで場が和む、そんな出逢いが虹さんとの初めての会話です。

名刺を頂戴してから、数ヶ月後、飲食店を開業したいと予々奮闘しておられる方と時間を合わせ、虹さんにお邪魔することに致しました。

その前にホームページを拝見させて頂いたのですが、既に、そこで驚きの感動を実は味わっていたのを御本人にはお伝えしておらず、初めて、こちらに表します。

虹さんのホームページの中に、蕗谷虹児画伯の御案内ページが目に止まり、まさか・・・と息を飲むと、長年に渡り、感動を覚える切手を描いた画家のお孫さんである事を知り、実は訪問初日は憧れの作品に会いに行く緊張と楽しみが混合しておりました。

 

(そうは見えない!と絶対言われると思いますが^^;)

閑静な住宅街に佇む日本料理 虹に到着しますと、先日、お会いした時も綺麗な奥さんだな〜と同性ながらに見とれた女将が車を誘導する為に表へ出向いてくれました。

女将美人記事にしますと、アホな男が興味本位で会いに行く現象があってはならないので控えめにしますが、私はその日から、切手の花嫁のイメージが時代こそ合致しませんが、この女将である錯覚をしております。内面から美しいのです。なかなか褒めない私ですが美人の定義を密かに学ばせて欲しいと志願したくなる存在。話し反れました・・・。

住宅街に佇む飲食店は数多くある中でも、虹さんの客人を招き入れる準備はどこか安心するものでした。

緊張は既に吹っ飛んでウキウキな足取りでお邪魔致しました(これを図々しいと称します)

店内には陶芸家の作品が陳列されており、その作品がまた美しく可愛らしい絵柄で、訪れた際には要チェックの器です。

 

用意されたテーブルに着席をすると憧れの蕗谷虹児画伯の肉筆画が飾られており、その作品を贅沢にも料理をいただくテーブルから拝見出来る特等席!

 

(テーブルのシートにもプリントされてます)

料理に関しましては、それは勿論の腕前であることは訪れた方であればご存知でしょう。

 

料理評論家ではございませんので、一品ずつのご案内は致しませんが、順に運ばれてくる料理には『血だな〜・・・』と、思わず言葉が漏れる程のデザインの才能がアッパレな驚きです。

 

器を最大限に生かす盛り付けから、繊細な心遣いを感じられ、訪れた季節も室内で楽しめます。

 

私が訪れた時には、正直者の御主人が、その日の仕入れた食材が求めていたものとは異なる為、内容を変更しますと予約の段階で申し出てくれました。

 

そんな一言を受けた事もあり、食材に対してと招く客人への配慮が本物であると・・・御本人には言えませんが確信致しております。

 

贅沢な美味しい空間には芸術が散りばめられており、訪れた際には店に確認をした上で作品集を拝見させて頂いて欲しい、そんな極上の静寂が用意されております。(その静寂な空間を愉快な御婦人に紹介された現実も忘れられませーん)

 

料理も芸術枠と認識する驚きが用意されております!是非。

 

 

鎌倉 二階堂 懐石料理 米倉

  • 2018.06.24 Sunday
  • 13:38

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*画像クリックでGoogleマップが開きます


[こちらの記事は古美術商の目線で御案内申し上げます]

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懐石料理の基礎を完璧なまでに押さえた上で、四季折々の食材が活かされる器選びをされる米倉氏の料理。

年間を通じて、いつ訪れても新鮮な食材と器を味わえます。


長年のお取引の中で様々な陶磁器をお選び頂いている中でも、磁器の蓋物碗(煮物碗)に関しては特に拘りを感じます。

画像は江戸の幕末期(1800年代初頭)伊万里の蓋物碗です。

白抜技法が特徴的な墨はじきとも称する肌の白地を活かした絵師による巧みな技が見るものを驚かせます。

繊細な線が器を包み込むように描かれており、蓋を開けると和食の世界観が現れる・・・古から伝わる本物の美に添えられる季節の食材には、愛情をかけた料理が添えられております。


時代物だけではなく、器本来の美を引き立たせる料理が見所。

絵画が料理であれば、器は額縁である・・・と言う言葉の表現を正に実現化した生きる芸術品が皆さまを楽しませてくれます。


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米倉氏のこだわりは繊細な心遣いから現れており、細部にまで拘り抜いた味付けでしょう。

実に薄味でダシには最大限の拘りを感じさせるのは、食材本来の味がすること。

決して濃くなく、薄過ぎることもないダシから味付けされる食材が、それぞれの風味を他の食材と調和し、口の中で感じられる旨味は、いつも繊細。

 

調理中の温度や保存方法まで事細かに徹底した姿勢が長年愛される理由だと感じております。

お造り(刺身)を食す場合は必ず説明を良く聞きますと『え?』と聞き直したくなるような拘りが言葉に秘められております。

 

料理評論家ではございませんので、この辺は訪れた際にじっくり味わって下さい。

 

細部までこだわる料理は、もはや芸術品であり、常に挑戦を感じられます。

 

訪れる側を飽きさせない変化が潜む料理が得意と内心感じております。

懐石料理の彼是は把握した上でのアレンジであることから、古美術商目線で申し上げますと、美術・デザインにも通じる部分がございまして、デッサンが出来て基盤・基礎を抑え、その上での創作であることが本物の道への第一歩であり、歩み始めてようやくアレンジを挑戦と捉えて作品が完成する・・・。

 

料理の間を感じる作品です。




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鎌倉宮の近辺です。

 

〒248-0002

神奈川県鎌倉市二階堂340-2

電話 0467-25-2395

 

駐車場は二台

予約制
 

 

新店舗に移転されたのは平成27年2月

 

昼 12時から14時半まで

●¥5,000-●¥7,500.-●¥10,000.-

(消費税別途)

 

夜 18時から21時まで

●¥6,000.-●¥8,000.-●¥12,000.-●¥15,000.-

(消費税別途)夜のみサービス料5%

 



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当店へ御来店頂いておりますお客様で『米倉』へ訪れた方も多く、又、おかげさまで米倉氏からの御紹介で御来店頂いているお客様もおり、有難い限りの、持ちつ持たれつの関係を開業当初から円満に保ち今に至ります。

米倉氏との出会いは共通の顧客様からの紹介で「今度、お店を開ける料理人がいるんだけど色々宜しくね」とお声がけ頂いたのは、当店が開業して数年と間もない頃でした。

当時を思い起こせば、互いに若く、まだまだ未熟な同志という具合で、今の兄弟のような関係をご存知の方は驚かれると思いますが、数年間は敬語を交わし、手探りで店の維持に励んでおりました。

取引も長くなりますと、好みや志向を把握し、先方に向いた(合った)物が入荷すると、こちら側からお声掛けさせて頂けるようになり、米倉氏の拘りを御存知の方は言うまでもございませんが、職人気質で料理一筋な人柄は、器への拘りも他の料理人とは一味異なる『間』がございます。

御本人は気づいていないと思いますが、器との対面時は、こちら側の存在を無とする程の向き合い方をされます。

 

大雑把に表現しますと『放っておく』のが相応しい『料理人と器の対面時間』

料理に関しては他の方々が口にするのと同じく私からも申し上げます。

 

 

 

天才です。






 

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