<修復>修理費用変更のお知らせ

  • 2023.04.20 Thursday
  • 08:11

<修復>←こちら『既に価格変更完了しました』

現在、承っております修理品は以前のままの価格にて修理致します。

5月から修理代金を見直しに入ります。
(2023年4月中にご依頼された分に関しては変更前の価格にて承ります)

材料費の高騰が理由に上げられます。
しかし、一部材料は既に大量購入しているものもございます。


現在所有している材料と新たに仕入れる材料、共に見直しを行い価格見直しを行います=修理代金上がります。

もう一つは、一部の修理に出された事がある方はご存じですが、当方で修復部門を受け持っている方々の世代交代が過去にも行われました。今回も修復に関して、各ジャンルの担当が変わります。詳細は一部伏せますが、研究所が担当するジャンルの割合が大きくなります。

一度の値上げで済むかは現段階では不明の為、修理に出される予定がございましたら4月下旬頃までにお声がけください。
2023年5月1日より価格変更後の料金となります(HPの料金表は既に更新済みです)

■古美術品輸出入監査代行業務に関して■
こちらの業務を一時的にクローズ(休業)したいと考えております。
理由として、他の業務に集中したく、お急ぎの場合は手順・アドバイスは行えますが税関に出向く時間ロスを減らす方向で考えております。お困りごとがございましたら相談窓口を設けますので、そちらから相談依頼というかたちに変更する予定です。
ご理解の程、よろしくお願い申し上げます。

修復/修理品

  • 2023.04.04 Tuesday
  • 14:07

ちょうど、今も修理品のお問合せメールを頂戴しました。

3月末から現在にかけて修理品のご依頼が急増しております。

当事務所の業務スケジュールを添えてお返事申し上げております。

陶磁器の金継ぎの場合は当事務所へ修理品をお送りください。

『発送連絡後』必ず、メールでご一報願います。

修理品にセロハンテープ等で補強は無用です。

送料はお客様ご負担となります。

画像は入荷品を修復中の画像です。生漆を用いる修理を行います。
漆を何層にも塗り重ねて自然乾燥させます。

生漆はある程度の湿気が必要な為、ご存じの方のご依頼が急増するのが5月下旬以降です。
6月の梅雨時季にご依頼される場合は、7〜8月と夏を跨ぎます。

室にて保管しますが、四季に合わせた修理を重んじて承ります。

<陶磁器>←こちら

お早めにお声がけください。

掛け軸や仏像、漆器や鉄瓶も承ります。
<修復>←こちらから該当するジャンルをお探しください。

修理代金がわからない場合は「お問合せ」から、お声がけください。

よろしくお願い申し上げます。
 

明日から師走

  • 2021.11.30 Tuesday
  • 15:15

毎度ありがとうございます。
年内の修理・修復・刀剣研磨等は、今からご依頼されますと、年明け納品となります。

クリスマスギフトのご注文は一、引き続き、お待ち申し上げます。
クリスマスオーナメント等は←こちら。

修理品の窓口は「修復・修理・研磨」←こちらからご依頼下さい。
お電話の対応は致しておりません。
修理品は郵送で受け付けております。

年末年始のご準備の際に割れた器・欠けた器、塗りの剥げ等が見つかりましたら、年明けでも構いませんので、修理のご検討をよろしくお願い申し上げます。
蒔絵に関しては、修復作業となり、難しい場合がございます。

まずはご注文頂き、その後に詳細をお聞かせ願います。

 

今年度の修理ご依頼 間も無く締切

  • 2021.11.01 Monday
  • 01:18

今年度の修復・修理品のご依頼は間も無く締切となります。

11月中旬以降ご依頼の場合は、納期が来年度2022年1月以降

お手持ちのお重や皿、茶釜や刀剣等、今一度ご確認下さい。

金継済みの商品販売のお話

  • 2020.11.07 Saturday
  • 14:33

こちらが長く放置されていた状態。
捨てる前にお声掛け頂き、結果、藍九谷と拝見し、引取後↓

なるべく販売する場合は修理代金当店負担にて店頭販売を行なっております。
その分、手放される方には申し訳ございませんが、引取額はお安くなります。

割れていても時代物。
この場合、藍九谷は生産数が少ない部分に着目致しました。
1700年代(江戸期)に作られた当時は貴重な磁器。

傷物は蒐集家の間でも捉え方次第です。
このような商品も取り扱いしております。
個々のご判断に委ねられる価値観です。

藍九谷7寸皿1枚←商品ページ

ご検討頂けましたら幸いです。
 

修理品仕上がっております

  • 2020.06.30 Tuesday
  • 15:30

修理品仕上がっております。

 

順次ご連絡申し上げます。

 

郵送ご希望の場合は返信メールにご記入願います。

鉄瓶 修理品完成

  • 2020.04.26 Sunday
  • 06:58

当店の顧客様より


鎌倉市 I様

こんばんは❗

鉄瓶昨夜無事到着しました。

きれいに直ってます。

使ってみて何かあればご報告します。

近く振り込みます。

ありがとうございました。

************************************


鉄瓶の修理をご依頼頂き仕上がりましたので、ご参加までにご覧下さい。


水漏れがするとの内容で、以前、漆による修理を行いましたが、再び、水漏れが生じた為、今回も漆による修理を考えておりました。


修理を手掛ける方より、底部分の総入れ替えが好ましいとの報告を受け、本来なら修理代金10万以上かかるのですが、漆の修理と同等の修理代金にて手掛けて頂きました。


今回は異例の価格であり、通常、鉄瓶・釜の底部分の入れ替えは上記の価格となります。


修理前と後を撮影して頂きました。


このようなご時世の中、修理を手掛けて頂き有難い限りです。


当店も営業自粛・外出自粛を推進しておりますので、今回は、お客様のお宅へ直送でお届けして頂きました。






手の込んだ修理、日本の技を皆様にご覧頂けましたら幸いです。



修理品のお引き取りについて

  • 2020.02.20 Thursday
  • 18:17


修理品ご依頼中の方々へ

修理代金お振込後、当店より発送可能です。

**************

これから修理をご検討の方々へ

修理品に関しましては当店へ画像送付の上、ご相談ください。
修理代金をお伝えさせて頂いた上で当店へご発送も可能です。

ご遠方の方に限らず、ご無理なさらずお声がけ下さい。

 

修理・修復再開について

  • 2020.02.17 Monday
  • 18:04

こちらの記事の最後にも記載させて頂きましたが、長年ご愛顧頂いております皆様へ

修理・修復体制の立て直し完了しました。
今までお世話になりましたOさんには引き続き修理をお願いさせて頂く部分も多々ございます。
やはりOさんの修理を求められる方も多くおられますので今後とも宜しくお願いします。

それぞれの分野毎により一層、修理時間を費やせるように致しました。

本日は画像付きで金・銀継で仕上がりのご報告をさせて頂きます。

当店の金継は全て国産生漆による修理を施しております。
*画像は第一段階=ここから乾かして形を整え更に同等作業を繰り返します。

 金・銀継の仕上がり目安1〜2ヶ月

小さな欠け(ハマグリ)程の傷も修理可能です。

又、当店等の商品は予め修理を施してからの販売を心掛けておりますが、物により所有者になられる方の好みが分かれる修理と判断した場合は、ご購入時に修理箇所の仕上がりをご相談・ご検討して頂き、好みに合わせて修理を致しております。

ご参考までに、過去記事にもございますが、初期伊万里や李朝など、素朴さを際立たせる為に敢えて漆のみの修理跡や、場合により銀による継を行います。

 

2013年お客様の声←こちらの初期伊万里はOさんのご希望により銀継となりました(ご参考までに)

店頭販売品で割れ・欠けの生じているものに関しては、それ相応の価格設定を致しております。
そこに修理代金をご検討頂いてから販売=ご購入とさせて頂いております。

素材や状態により修理代金が異なります。
修理代金は引き続き店頭、もしくはお写真・画像送付の上でご相談下さい。

*修理品仕上がっております=個別にご連絡致しますのでメール・電話着信のご確認お願い申し上げます!

 

*桐箱作成は終了のままですが、サイズが合うものが当店にございましたらお安く販売致しております(場合により無料)

 

*茶釜・鉄瓶の修理再開しました

 

*漆器の修理再開しました

 

 

 

お客様の声/横浜市 Y.Y様(漆器修理)

  • 2020.01.07 Tuesday
  • 16:37
年末はありがとうございました。

長々とお邪魔してすみませんでした。また、その後に丁寧なメールを戴いたのに返信がすっかり遅くなってしまいました。

新年はYの家は喪中であり、実家の93才の父は入院中でありましたが、集まれる親戚は集まってお正月をしました。お重もきれいになって実家の母もとても喜んでいました。

お節料理は若者には人気絶大というわけにはいきませんが、やはり年の一度は頂きたい伝えていきたい料理だと思っています。その時の写メを撮りましたのであまり上手とは言えませんがおくります。
メール長くなりそうなので、項目毎に送ります。

<メール2通目は別件の為、省略します>
1578361033028.jpg

*****************

昨年の夏の終わり8月31日に御重の修理をご依頼頂き、Yさんへ納められたのが年の暮れ12月中旬となりました。

Yさんの御実家O家で代々受け継いで来られた御重を、嫁ぎ先のY家で受け継がれていかれる事を御決断された御重。

古の漆職人が手がけた伊勢海老が描かれており、表は漆黒、内側が朱塗りの4段重(箱)でした。

ご依頼されたYさんのお祖母様の代から使用されてきたとの事で、御重の状態を拝見させて頂いた時は、正にその年月が刻まれた状態でした。

漆器は割れ・欠け・ヒビ・剥がれが生じますと、そこから汁物が素地に到達し、その僅かな部分から塗りが剥がれてくる事がございます。
今回はありませんでしたが、そのまま放置しますとカビが発生する場合もあります。

又、乾燥によるヒビも同じく、実際に使用される時にチェックして頂きたい部分でもあります。

(注意:基本的に国産漆で作られた漆器は日本の湿度にあっている為、それ程、神経質にならなくても大丈夫です/国外に出す場合は様々な意味で注意が必要です=御不安な場合は問い合わせよりご相談下さい)

Yさんの御重は部分的な細かな傷と剥がれが生じておりましたので、部分修理を施す事も可能ではございましたが、全体的な雰囲気を保つ為に内側は全て朱塗で全面塗り直しました。
*蓋の裏だけは状態が良かったので当時のまま

漆黒の部分に関しましては、予め、素地を切り抜き、他の木を当て込んで塗り直す方法もございましたが、納期も踏まえて剥がれている部分を剥がして塗り直す、部分修理に留めました。
この場合は、肉眼でジックリご覧頂くと修理箇所がわかります。
敢えて、修理をした部分を残して下さいと仰る方もおりますので、今回の場合は部分修理に留め、数十年後に再び、その箇所に問題が生じた場合は上記にあります他の木を当て込むようにされるように、受け取り時にYさんとご一緒にいらした御令嬢にお伝えさせて頂きました。

ご家族間で受け継がれていく事の意味は各ご家庭で様々ではございますが、Yさんのように思い出と共に親から子へ‥‥を繰り返される方は本当の意味での家宝を所有されます。

時代が戦時中ともなれば受け継ぎたくても叶わなかった事が現代では考え方1つで可能です。

御重にY家の御節料理が詰められました事に安堵致しました。

修理をする側にも最新の注意を払う姿勢を保たせて頂きました事、有り難く感謝申し上げます。

本年もご愛顧の程、宜しくお願い申し上げます。 店主
 

*********************

 

続きがございましたので、続きます‥‥。

 

*********************
 


お重にお屠蘇の什器が付いていたと思い出して、実家で箱を取り出してみました。

木箱の中身を取り出したところ、お屠蘇の什器の他に、汁椀5つ、取り皿5枚、全てを乗せられるお盆がついていました。そういえば、私の祖母がまだ健在で私がまだ幼かった頃、大事そうに並べていたのを思い出しました。この写メも撮りましたのでご参考までに送ります。


以下、画像まとめました。

y.y-01.png

y.y-02.png

y.y-03.png

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驚きの「一式」登場。

益々、Y家の家宝として継承し続けて下さい。

海外へ漆器を輸出していた頃の作とお見受けしました。

御重の保存状態とは異なる‥‥御立派な色艶♪

またのご来店お待ち申し上げます。店主

 

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